みえミュージアセミナー パラミタミュージアム「歌麿とその時代 浮世絵黄金期を支えた絵師たち」の事業報告
県内の様々なミュージアムを紹介する『みえミュージアムセミナー』!
第7回は菰野町にあるパラミタミュージアムです。現在開催中の企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展」に関連して、「歌麿とその時代~浮世絵黄金期を支えた絵師たち~」と題して、学芸員の衣斐唯子さんに講演していただきました。
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―チラシ文より―
錦絵が最も華やかに展開した天明・寛政期(1781~1801)、この浮世絵黄金期には美人画を代表する喜多川歌麿、役者絵を大胆にとらえた東洲斎写楽、歌舞伎ファンの夢を叶えた歌川豊国など、多くの絵師が活躍しました。今回は様々な絵師を取り上げ、その系譜をたどりつつ、浮世絵の世界をご紹介します。
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講座では、江戸時代に庶民の生活や風俗風習などを描いた風俗画が墨摺絵から時代を経て鮮やかな色合いの多色摺版画に至る歴史や、ゴッホやモネなどのフランスの印象派にも影響を与えたこと、浮世絵師の系譜など浮世絵に関して様々な角度からお話していただきました。たくさんの美しい浮世絵がスクリーンに映し出され、参加者の皆さんも浮世絵の世界に魅了されていました。
生涯学習センター1階エントランスでは、関連パネル展示も行われており、講座終了後にじっくりとご覧になられる参加者の姿も見られました。
- 歌麿と同時代の絵師たちの浮世絵を見ながら特色や違いを見られて面白かったです。
- 浮世絵の知識は全くなかったのですが、色々な作品を紹介して頂きとても興味がわきました。お話もよくわかりました。
- 浮世絵は以前より興味があって楽しみにしてきました。浮世絵師についていろいろ勉強できてよかったです。とても面白そうなのでぜひ行ってみたいと思います。