楽楽講談塾 -講談師 見てきたような名調子-の事業報告

開催日
2020年1月31日(金曜日)
開催時間
13時30分から15時30分まで
開催場所
三重県総合文化センター 文化会館 小ホール
講師
前田憲司さん(芸能史研究家)、旭堂南海さん(講談師)、旭堂鱗林さん(講談師)
参加者数
244人
料金
500円

日本の伝統芸能を楽しく学ぶ人気講座「楽楽シリーズ」。今回は、今ひそかにブームが到来している「講談」を、前田憲司さんの解説と講談師の旭堂南海さん、旭堂鱗林さんの実演にて学びました。
 

  • 1部①
    「講談」についてわかりやすく解説していただきました。
  • 1部②実演いただきながらの解説は、豪華でした。
  • 第1部は、前田憲司さんの解説・講演。「講談ってそもそもどういうもの?」「講談、落語、浪曲の違いは?」など、講談に対しての疑問が一気に解決するような、まさに「講談基礎編」のお話でした。また途中から旭堂南海さんも加わってくださり、貴重な資料をいくつも見せていただきながらのお二人の解りやすいご説明は「講談応用編」としてしっかり学ぶことができました。
  • 2部鱗林さん①講談師:旭堂鱗林さん
  • 軽快な話術で参加者を引き込みます。
  • 第2部は、旭堂鱗林さんの実演からスタート。
    鱗林さんの軽快で面白い話術で会場全体が一気に「講談」の世界へ引き込まれ、笑いが絶えませんでした。楽しく解りやすいお話は、鱗林さんならではのものでした。


  • 2部南海さん①講談師:旭堂南海さん
  • 2部南海さん②迫力ある実演でした。
  • 次に、旭堂南海さんの実演。鱗林さんとはまた違う面白さと、南海さんならではの迫力のある講談をお聴かせいただきました。
    歴史の出来事を実際に見てきたようにお話しされた南海さんの講談は、本当にその場に居たようで物語に奥深さがあり、受講者のみなさんも聴きほれていました。

質疑応答質問に丁寧にお答えくださいました。

最後は、受講者の皆様からの質疑応答の時間。
「暗記力は大事?」「講談師になったきっかけは?」「声のトレーニング方は?」「講談のネタを決めるタイミングは?」などなど、たくさんの質問に講談師のお二人が丁寧にお答えくださいました。
講談を初めて見るという受講者の方が多かった中、講談師のお二人から直接疑問を解決していただくこのような時間を持てたことはとても貴重であり、もっと講談を聴いてみたいと思えるきっかけになったのではないでしょうか。

参加者の声

  • 初めて講談をきかせていただきました。とても楽しくあっという間に時間がすぎました。また聞きたいです。
  • 解説を伺ってから、生の講談を聞かせていただき満足しています。
  • ラジオやテレビなどでなく、生の講談は初めてですが、とてもよかったです。声がいいですね。
  • 入門者にとっては楽しい講座でした。
  • 楽しいひとときでした。おふたりのよく通る声にききほれました。講談・・・おもしろいなぁと改めて感じました。