人材育成講座【松阪市共催・第2回目】
「地域課題の解決のための視点で選ぶ公民館講座の表彰-岡山県公民館連合会・講座アワードの事例より-」

開催日
2019年12月6日(金曜日)
開催時間
14時50分から16時10分まで
開催場所
嬉野公民館
講師
山本 珠美さん(青山学院大学 教育人間科学部 教育学科 准教授)
参加人数
71名
受講料
無料

第2回目の松阪市人材育成講座は、青山学院大学教育人間科学部准教授 山本珠美さんを講師にお招きし、ワークショップを中心とした講座を実施しました。

講座の様子
岡山県内の公民館48の事例から選びます。

岡山県公民館連合会で実施されている、岡山県内の公民館が自館のおすすめの講座を応募する取組「講座アワード」。講座ではそこにエントリーされた事業・取組の中から、公民館職員として自分が良いと思うものを選び、それがどうして良いと感じられたのかを共有しました。
このワークショップでは「一番」を決めることではなく、自分なりの視点・基準を整理し、それを周りの人と共有することが目的です。
それぞれの事業・取組には地域が抱える課題への解決するための工夫やねらいがあり、参加者のみなさんは他館の事例や共有された新しい視点に触れることで、たくさんの刺激を受けたようでした。

最後には、昨年12月に中央教育審議会が取りまとめた「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について(答申)」を引きながら、SNSやインターネットなどがある時代だからこそ、公民館は実際に五感を使ってリアリティを体感することができる場として、人づくり・つながりづくり・地域づくりを進めていく必要があるとお話しされました。

  • 岡山県の事業・取組を自分たちの地域に置き換えて考えます。
  • 講座の様子
    自分なりの視点で講座を評価し、グループ内で意見を共有しました。
  • 講座の様子
    どの事業・取組をどういった視点で評価したのかを発表しました。

参加者の声

  • 手法を含め意識を高めること出来た。公民館運営に活用したい。
  • 公民館のあり方や地域のつながりの大切さを知れた。他の公民館とのつながりももててよかった。
  • 今、来年度に向けて講座を検討している中、他県の公民館ではいろいろな工夫された講座があり、参考になりました。