学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「狂言体験」

開催日
2019年11月21日(木曜日)
開催時間
13時40分から15時15分まで
開催場所
明和町立上御糸小学校
講師
三重県能楽連盟 森 浩一さん ほか2名
参加児童数
6年生 50名
葛桶に乗ってみよう 山伏のように葛桶に乗ってしゃがんでみよう!

明和町立上御糸小学校にて狂言の体験授業をお届けしました!

「柿山伏」を観たあと「葛桶にずっとしゃがんでいるのは辛くないですか?」という質問が。疑問は実際にやってみて解決しよう!ということで、質問した児童に葛桶に乗ってもらいました。小さく、固定されていない足場に子どもはふらふら。演者の技術を実感しました。

授業の後半には「盃」という小舞を体験。邦楽ならではの抑揚の付いた謡にあわせて踊ります。子どもたちは初めて体験する日本舞踊の所作に苦戦しながらも、舞も謡も果敢に挑戦していました。

講師から狂言の笑い方を教わり、子どもたちも一気に笑顔になりました。
本物の面を体験。ユーモアのある表情が笑いを誘います。
小舞に挑戦!「盃」というおめでたい舞を習いました。
小舞にあわせて謡も体験しました。

☆プログラムの内容

  1. 狂言の舞台についてのお話(扇子の使い方/4本の柱について/3本の松について/鏡板について)
  2. 『柿山伏』の鑑賞
  3. 狂言の歴史・表現について
  4. 面・扇子の体験
  5. 小舞・謡の体験

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 今回の体験で、狂言はふかい意味がこめられているんだなと思いました。すごく貴重な体験でめったに見ることができないのでうれしいです。柿山伏の勉強が楽しくなりそうです。
  • ぼくは始めの狂言の説明で笑ってもいいと聞いてびっくりしました。静かに見たり聞いたりするものと思っていました。思ったより一つ一つ迫力があって見ごたえがすごくありました。
  • 狂言を見せてもらった方々の演技もすごいけど、何よりさかずきの体験が楽しかったです。せんすとうでが垂直になるようにしたり、おどりを覚えたりするのが難しかったけど、なぜかすごく楽しかったです。
  • 人生の先輩としての話も子ども達にはよかった。(先生)