みえミュージアムセミナー 斎宮歴史博物館「東雲の斎王 大来皇女と壬申の乱」の事業報告

開催日
2019年10月10日(木曜日)
開催場所
三重県生涯学習センター2階 視聴覚室
開催時間
13時30分から15時00分まで
講師
岸田 早苗さん(斎宮歴史博物館 学芸普及課)
参加人数
116名
参加費
無料
kousi   講師の岸田早苗さん

県内の様々なミュージアムを紹介する『みえミュージアムセミナー』!

第2回は明和町にある斎宮歴史博物館です。現在開催中の特別展「東雲の斎王 大来皇女と壬申の乱」を担当された学芸員の岸田早苗さんに講演していただきました。

 

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―チラシ文より―

『万葉集』に愛弟大津皇子の死を嘆く哀歌を残したことでも知られる大来皇女(おおくのひめみこ)は、壬申の乱に勝利した父天武天皇によって天照大神宮に遣わされた実質的な最初の斎王です。大来皇女の斎王として、また、万葉歌人としての波乱万丈の人生を主軸に、壬申の乱や最新の斎宮跡発掘調査の成果も含め、激動の時代を紹介します。

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講座は、大来皇女が生まれたころの時代背景と壬申の乱を中心に進められました。
斎宮史跡の西南部に7世紀後半頃の掘立柱塀で囲まれた区画や倉庫群が確認され、今年度は、飛鳥時代の斎宮中枢域を探る調査を実施しており、新たな発見が期待されると締めくくられました。
生涯学習センター1階のエントランスでは、関連パネル展示が行われており、皆さん熱心にご覧になっていました。

全体  講座の様子

パネル展示  パネル展示

参加者の声

  • 壬申の乱について知ることができとても良かった。当時の状況などもわかりとてもおもしろかった。
  • 斎宮と壬申の乱との関係がよくわかり、勉強になりました。斎宮歴史博物館に行ってみたいと思います。
  • 大来皇女のことを少しでも聞けて良かったです。図録を買えてうれしいです。