人材育成講座【鈴鹿市共催・第1回目】
「地域づくり協議会と公民館-新居浜市泉川地区の取り組みを通して-」
鈴鹿市人材育成講座として、公民館職員を対象とした研修会を行いました。
講師は新居浜市生涯学習センター所長の関福生さん。愛媛県新居浜市泉川地区での取り組みやご自身の経験をお話しいただきました。
泉川公民館では、職員が中心となり「泉川まちづくり協議会」を設立。
地域主導型の公民館として、住民が地域の課題を見つけ、その課題を自分たちで解決するために様々なプログラムを展開しています。
お互いが違う考え方をもつ存在であることを理解し、思い込みではなく「事実」をもとに対話を重ね(熟議)信頼感を育んだこと、まちづくり協議会に権限を委譲し責任分担を明らかにしたこと、他の先進事例を泉川地区にアレンジして取り込んだこと、できることから無理をせずにゆっくり取り組んでいったことなど、泉川まちづくり協議会が試行錯誤した事例をたくさん語っていただきました。
最後に、「公」民館は「幸」民館である。公民館に訪れることでみんなが幸せになる、と締めくくり、この日の研修は終了しました。
- 自分が所属する地域の課題解決に直接つながるような事例が多く紹介された。講師先生の言葉、ひとつひとつに重みがあり思いを新たにしました。日頃のモヤモヤが晴れました。ありがとうございます。20年以上この仕事をしています。
- 公民館が果たすまちづくり協議会の役割、公民館が果たす地域の役割について知ることができた。
- 現状、まちづくりがうまく進むとは思えない日々を送っていたが、地域によっては成功事例があるのだという事がわかった。
- 資料にあった会議運営の具体的事例の紹介が勉強になりました。参考にしたいと思います。