みえミュージアムセミナ-
三重県立美術館「シャルル=フランソワ・ドービニー 探索する人、つなぐ人」の事業報告
県内の様々なミュージアムを紹介する『みえミュージアムセミナ-』は今年で8年目を迎えました。2019年度のトップバッターは三重県立美術館です。現在開催中の企画展「シャルル=フランソワ・ドービニー展」を担当された学芸員の鈴村麻里子さんに講演していただきました。
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―チラシ文より―
今秋、当館では、19世紀フランスの風景画家シャルル=フランソワ・ドービニー(1817-1878)の展覧会を開催します。アトリエを備え付けた船で川を下り新しい風景を探す旅を続けた「探索する人」としての側面や、幅広い人脈を生かして人々の交流に貢献した「つなぐ人」としての側面に焦点をあてながら、彼の画家人生をご紹介します。
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講演は美しい絵画作品をスクリーンに映しながら進められました。企画展のために作られたドービニーを紹介するアニメーションの紹介もあり、ドービニーについて作品のことだけではなく時代背景や交友関係など詳しく学ぶことができ、参加者の方々から、ぜひ美術館に行ってみたくなったという声をたくさんいただきました。
生涯学習センター1階のエントランスでは、関連パネル展示も行われました。
- 芸術の秋の幕開けにふさわしい、とても充実した魅力的なお話でした。ドービニーにとても関心を抱きました。
- とてもわかりやすく、美術館へも足を運びたくなるようなよい内容でした。鈴村学芸員さんお話が上手ですてきでした。
- 画家の成り立ちなどを聞かせていただくことによりその画家の絵にとても興味を持つことができると思いました。