人材育成講座【松阪市共催・第1回目】
「公民館のこれまでとこれから」
松阪市人材育成講座として、公民館職員の方を対象した研修会を行いました。
講師は秋田大学大学院教育学研究科教授、原義彦さん。「公民館のこれまでとこれから」と題して、公民館の役割やあり方、長く存続するためにはどうしていけばよいのかをお話しいただきました。
全国に14,000箇所ほどある公民館。
地域に密着した公民館は社会教育の拠点でもあり、現在では地域の課題解決のための拠点機能も期待されています。
これからの公民館は、住みやすい地域を創る単なる「地域づくり」で終わらず、社会教育の拠点として地域づくりのための人材育成や学びの支援、そしてそれらをつなぎ、発展させていくことが必要となりつつあります。
また、100年以上続く「老舗」を例にとり、公民館がこの先ずっと存続していくために、これからどのように変わっていくべきかもお話されました。
講義の後のワークショップでは、3年後に実現したい公民館の姿を思い描き、今の公民館の持つ強みや弱みなど様々な側面からそれを達成するための手段を考えました。
- 実務経験が浅いので、他の公民館の取り組みが大変参考になった。
- 課題があるので、目的・方法を考えるということ。
- これからの公民館運営をどうしていけばよいかについての示唆をいただけた。これからの公民館活動の糧としていきたい。
- 日々、業務と講座に追われていますが、数年後を見すえた「ねらい」をいろいろな意見を聞けた。