みえアカデミックセミナー2019
鈴鹿医療科学大学公開セミナー
「食生活と健康のお話し ―目指せマイナス5歳!!―」
の事業報告

開催日
2019年8月8日(木曜日)
開催場所
三重県文化会館1階 レセプションルーム
開催時間
13時30分から14時40分まで
講師
鈴鹿医療科学大学 保健衛生学部(医療栄養学科) 助手 生川 卓弘さん
参加人数
150名
参加費
無料

「みえアカデミックセミナー」は県内の大学・短大・高専・放送大学を含めた高等教育機関との連携で生まれた公開セミナーです。
毎年7月から8月(2019年度は7月13日から8月17日まで)にかけて、三重県総合文化センターを会場に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生に、ご専門の研究内容をわかりやすくお話ししていただいています。
前身となる「みえ6大学公開講座」から既に20年を超え、「みえアカデミックセミナー」としては、16年目を迎えました。
今後も皆さんに、たくさんの「まなび」をお届けしていきたいと思っています。



鈴鹿医療科学大学保健衛生学部(医療栄養学科)
助手 生川 卓弘さん

第13回目鈴鹿医療科学大学公開セミナーは、保健衛生学部(医療栄養学科)助手 生川 卓弘さんを講師にお迎えしました。

  • 【講演概要(ホームページ・チラシ紹介文より)】
    ヒトは加齢によって心身ともに大きく変化します。その変化には、食・運動・休養などの生活習慣が大きく関与しています。特に、「食」は誰もが毎日関わるもので、重要なポイントとなります。世の中に出回っている食の常識は本当に正しいのか?という点に焦点をあてて、健康な食生活を送るポイントについて講演します。


講演の様子

【講演要旨】
■加齢に伴う身体の変化
・フレイルとは何か
■フレイルを予防するためには
・口腔機能の維持
・運動機能、筋力の維持

セミナーでは、若々しく健康的に生きるための秘訣はフレイル(虚弱)を予防することであり、そのためには口の中を健やかに保つことや不足しがちなたんぱく質を積極的に取ることが大切であると説明がありました。
そして、規則正しく食事をとる(だらだら食べない)、寝る1時間前は食べない、朝食をしっかりとる(たんぱく質20gを目指す)、いろんな食品を食べる「さあにぎやか(に)いただく」(さ:魚・あ:油・に:肉・ぎ:牛乳・や:野菜・か:海藻・(に)・い:芋・た:卵・だ:大豆・く:果物)ことの重要性についても紹介いただきました。

自分の実年齢と主観年齢の違いや普段食べている食品の摂取量など、受講生の方も生活を振り返りながらセミナーに参加されていました。
セミナー終了後には、講師に個別で質問をする受講生の方もみえました。

参加者の声

  • 今日の講座が満席になった訳が解りました。素晴しい内容、参考になりました。
  • 健康維持に役立つヒントを、わかりやすい講義の中で得ることができてとても参考になりました。
  • よくわかるお話、すごく参考になった。ぜひ実行して健康寿命をのばしたい。
  • 時間があっという間に過ぎました。とても興味深い内容でした。たんぱく質の摂取量が少ないのが分かりました
  • 食事バランス、多様性のある摂取の必要性が理解できた。