みえアカデミックセミナー2019
ユマニテク短期大学公開セミナー
「 科学を楽しむ 」の事業報告
「みえアカデミックセミナー」は県内の大学・短大・高専・放送大学を含めた高等教育機関との連携で生まれた公開セミナーです。
毎年7月から8月(2019年度は7月13日から8月17日まで)にかけて、三重県総合文化センターを会場に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生に、ご専門の研究内容をわかりやすくお話ししていただいています。
前身となる「みえ6大学公開講座」から既に20年を超え、「みえアカデミックセミナー」としては、16年目を迎えました。
今後も皆さんに、たくさんの「まなび」をお届けしていきたいと思っています。

第12回目のユマニテク短期大学公開セミナーは、幼児保育学科教授 伊藤 康明さんを講師にお迎えしました。
- 【講演概要(ホームページ・チラシ紹介文より)】
子どもの頃に自然と係わって遊び、その神秘さや不思議さに目を見張ったことが、大人になっても生き生きとした精神力を保ち続けます。子どもは本能的に自然科学が好きです。講座では子どもたちが「やってみたい!」というような実験・工作を紹介します。ご家庭でも、子どもたちと一緒になって楽しみましょう。

【講演要旨】
■音で遊ぶ
1.リード笛 / 2.グラスハープ / 3.針金ハンガーで鐘の音を聞く
■光で遊ぶ
4.不思議な鑑 / 5.曲がりくねった道 / 6.ベンハムのコマ
■空気で遊ぶ
7.風船串刺し / 8.ガリレオ対アリストテレス(重いものと軽いものの落下) / 9.ベルヌーイの定理(流れのはやい所は、圧力が下がる) / 10.浮かぶピンポン玉
■その他いろいろ
11.浮沈子 / 12.2つのひもを入れ替える
13.坂道を上る物体 / 14.1円玉の大きさの穴に500円玉を通す / 15.手の平に穴が開く / 16.浮かぶソーセ
ージ / 17.お札をつかむ / 18.メビウスの帯
セミナーでは、様々な実験を通して科学の原理や仕組みを紹介いただきました。風船に串をさしても割れない理由や手品のように2色の紐の上下が入れ替わる仕組みなど、身近な道具を使っての実験を行った後、どうしてそのような現象がおこるのかという科学的な理由を説明することで、子ども達の感性をどのようにみがいていくか、大人が子どもと感動を分かち合えるのかということも教えていただきました。


- 種々の面白い興味深い実験をして下さり、おもしろく学ぶことができました。
- 身近なもので、こんなに手軽に科学の実験ができるものだと驚きました。大人も子どもも簡単に楽しめて科学が好きになりそうだと思いました。
- 科学はむずかしいと思っていたが楽しむことを教わり、家へ帰って作りたいと思った。孫と一緒に遊ぼうと思いました。
- いろんなことで科学を楽しむことができるのだと知りえてよかった。大人でも子どもでも楽しむことができる。
- 科学の基本原理を学び、手品的面白さもあり色々な事柄を学ぶことが出来た。