みえアカデミックセミナー2019
鈴鹿大学公開セミナー
「 孫育てのすすめ
 -最新の保育事情と祖父母の活躍の場ー 」
の事業報告

開催日
2019年8月2日(金曜日)
開催場所
三重県文化会館1階 レセプションルーム
開催時間
13時30分から15時00分まで
講師
鈴鹿大学 こども教育学部 准教授 杉山 佳菜子 さん
参加人数
81名
参加費
無料

「みえアカデミックセミナー」は県内の大学・短大・高専・放送大学を含めた高等教育機関との連携で生まれた公開セミナーです。
毎年7月から8月(2019年度は7月13日から8月17日まで)にかけて、三重県総合文化センターを会場に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生に、ご専門の研究内容をわかりやすくお話ししていただいています。
前身となる「みえ6大学公開講座」から既に20年を超え、「みえアカデミックセミナー」としては、16年目を迎えました。
今後も皆さんに、たくさんの「まなび」をお届けしていきたいと思っています。

鈴鹿大学こども教育学部准教授 杉山 佳菜子さん



第11回目鈴鹿大学公開セミナーは、こども教育学部准教授 杉山 佳菜子さんを講師にお迎えしました。

  • 【講演概要(ホームページ・チラシ紹介文より)】
    夫婦共働きの推進の裏で待機児童問題と、子育て世代の悩みは尽きません。そんな子育て世代の頼れる存在が祖父母です。しかし、一歩間違えるとトラブルに…最新の保育事情を紐解きながら、子育て世代はどう甘えたらよいのか、祖父母はどのような活躍が求められているのかを考えていきます。
 
講演の様子

【講演要旨】
1.孫育ておススメの理由
2.現代の母親の悩み
 ・NHKすくすく子育てからみる子育て世代の育児の悩み
3.何問正解できますか
 ・イマドキばーば?それとも化石ばーば?
4.孫育てに潜む罠
 ・孫育てのデメリット
5.孫育ての秘訣
 ・孫育てのメリット・デメリットを踏まえたうえで
6.祖父母からの質問
 ・NHKすくすく子育てからみる祖父母の孫育ての悩み

セミナーでは、何でもインターネットで手軽に情報検索を行えてしまう分、情報に翻弄されがちになり、身近な祖父母に相談を行わない現代の子育て事情を紹介いただきました。手伝ってあげたいけれど現代の子育て事情が分からず困っている祖父母へのアドバイスとして、あくまでも子育ては「父母」が主役であること、日頃からコミュニケーションをとり、何を手伝ってほしいのか確認し、命にかかわることについては手と口をすぐに出すこと、無理をせずにサポート役に徹することなどを説明いただきました。

子育て事情の今昔について興味深そうに受講生の皆さんも聞いてみえました。
セミナー終了後、講師先生に質問をされる受講生の方もみえました。

参加者の声

  • 私は子どもも孫もいない単身者ですが何か学べることがあるだろうと参加しました。社会の一員として、どこかで役に立つかもしれないと思える内容で良かったです。
  • 孫育てについて知ることができてよかった。今の子育て事情がわかりとてもよかった。子どもが少なくなっている中、どう育てていくかは社会的にも大事なことなのではないかと感じているところ。より年齢の高い人たちも考えなくてはいけないテーマだと考えている。
  • とてもわかりやすいセミナー(例が多く理解しやすい)最近の子育て事情がわかり、今後の生活にとても役に立つと思います。孫育てに関心のある方が多く、幸せな子供達がいてくれることがうれしかったです。
  • 祖父母とのつきあい16条、孫育て10か条守るよう、孫とつきあって一緒に遊んで長いきしようと思います。
  • 教訓と具体的な話題を入れて、話しはステキでわかりやすく感謝しております。