みえアカデミックセミナー2019
鈴鹿大学短期大学部公開セミナー
「 音楽と人間 ―音楽療法の現場を通して考える― 」
の事業報告
「みえアカデミックセミナー」は県内の大学・短大・高専・放送大学を含めた高等教育機関との連携で生まれた公開セミナーです。
毎年7月から8月(2019年度は7月13日から8月17日まで)にかけて、三重県総合文化センターを会場に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生に、ご専門の研究内容をわかりやすくお話ししていただいています。
前身となる「みえ6大学公開講座」から既に20年を超え、「みえアカデミックセミナー」としては、16年目を迎えました。
今後も皆さんに、たくさんの「まなび」をお届けしていきたいと思っています。
第5回目の鈴鹿大学短期大学部公開セミナーでは、生活コミュニケーション学科教授の鵜飼 久美子さんを講師にお迎えしました。
- 【講演概要(ホームページ・チラシ紹介文より)】
音楽には、時として人生を大きく変えてしまうほどの力があります。その音楽の何が、どのような形で、我々人間に影響を及ぼすのか、実際に皆さまと音楽を共にし、また、音楽療法の現場を紹介しながら、考えていきたいと思います。
【講演要旨】
1.夜明けのスキャットの話
2.音楽の起源
3.一緒に楽器を鳴らしてみましょう
4.音楽の機能
5.音楽が人間に与えた実際例
6.音楽療法について
7.賑やかに音楽で締めくくり「炭坑節」
セミナーでは、著名な学者たちの諸説をもとに「自然界にあるリズム」・「社会の構造」・「人間の身体がもっているリズム(生活・睡眠・新陳代謝・食べることなど)」がまとまったものが「音楽」だと説明がありました。
音楽療法の定義や捉え方について、対象となる疾患・障がいの分類や実際の緩和ケアの様子などをもとに、音楽の可能性についても解説いただきました。音楽療法士の仕事は、音楽の力を使って、患者の方のニーズに合わせて心の交流やキャッチボールをよりスムーズに行っていくことだと見解を語られました。
- 音楽は、歌ったり聞いたりする事しか考えなかったけれど、音楽に対する知識が広まり良かったです。ありがとうございました。
- トーンチャイムが楽しかったです。音楽により心も身体(脳)も豊かになるとよくわかりました。
- 初めてのトーンチャイム演奏→ハーモニーがとても素敵で感動的でした。知らない人達でも音でひとつになれる、素晴しい体験ができ、楽しく幸せな日になりました♪
- 音楽療法について学ぶことができ、また さらに勉強したいと思いました。今回は、ありがとうございました。
- トーンチャイムで心が穏やかになれました。音楽療法に関心があり受講しました。今後も続けていきたいです。