みえアカデミックセミナー2019
三重県立看護大学公開セミナー
「 薬のはなし 」の事業報告

開催日
2019年7月13日(土曜日)
開催場所
三重県文化会館1階 レセプションルーム
開催時間
13時30分から15時00分まで
講師
三重県立看護大学 看護学部(看護学科)教授 林 辰弥 さん
参加人数
160名
参加費
無料

「みえアカデミックセミナー」は県内の大学・短大・高専・放送大学を含めた高等教育機関との連携で生まれた公開セミナーです。
毎年7月から8月(2019年度は7月13日から8月17日まで)にかけて、三重県総合文化センターを会場に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生に、ご専門の研究内容をわかりやすくお話ししていただいています。
前身となる「みえ6大学公開講座」から既に20年を超え、「みえアカデミックセミナー」としては、16年目を迎えました。
今後も皆さんに、たくさんの「まなび」をお届けしていきたいと思っています。


 三重県立看護大学看護学部(看護学科)教授 林 辰弥さん


第1回目三重県立看護大学公開セミナーは、看護学部(看護学科)教授の林 辰弥さんを講師にお迎えしました。

  • 【講演概要(ホームページ・チラシ紹介文より)】
    日本人の平均寿命が男女ともに80歳をこえた現代高齢化社会において、薬を服用せずに天寿を全うする人はいないと言っても過言ではありません。本講演では、医師による処方箋が必要な薬やドラッグストアで購入できる薬の中で、一般的によく使われている薬について、服用法、服用時の注意点、有害作用などをお話しします。
講演の様子

講師からは薬の使用目的には主に、
・原因療法:抗菌薬
・補充療法:ホルモン、ビタミン
・対症療法:風邪薬、抗凝固薬、高血圧治療薬、脂質異常症治療薬
・病気予防:ワクチン
という4種類に分類されると説明がありました。
そして、それぞれの代表的な薬について、どのように作られたのかという歴史や服用時の注意点について紹介されました。
飲み合わせによっては、作用を増強してしまう薬の組み合わせや、服用時に納豆やグレープフルーツなど身近な食べものを摂取することによって命の危険が生じる薬について、よく使われている薬でも気を付ける必要があることを説明いただきました。

令和元年初!のアカデミックセミナーにはたくさんの方に来場いただきました。
終了後には個別に質問をされる、受講者の方もみえました。





参加者の声

  • なぜ薬の組み合わせで悪い作用が起こるのかが理解出来た。
  • 薬の効用と大切さを理解できた。又、面白く講話され楽しかった。とても良かったです。
  • 初めてでしたがとっても良かったと感じました。薬の事良くわかったと思います。
  • ライフスタイルの改善で、血管が強くなる事がよくわかりました。
  • 全て現在進行中(治療)の話しなので理解できました。ありがとうございました。