学校向け文化体験プログラム
和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』

開催日
2019年7月10日(水曜日)
開催時間
10時35分から12時10分まで
開催場所
津市立明合小学校
講師
小林豊子きもの学院のみなさん
参加児童数
6年生 10名
十二単を着るモデルの先生 先生をモデルに着付けをしていきます。襟を一つ襟に変える講師の技に子どもたちからは「すごい…」と感想がこぼれました。

津市立明合小学校へ『和文化体験学習』プログラムをお届けしてきました!会場は学校に隣接する明合公民館。畳の部屋で、子どもたちは正座で挨拶をしてくれました。

平安時代の貴族のくらしや身だしなみについて関心を持って授業を受けていたと先生から聞いていた通り、子どもたちは講師の説明を熱心に聞いていました。

また、十二単は15kg、束帯も12kgほどの重さがあり、着付けをしてもらうと「肩にずしっとくる…」と感想をこぼしながら、ひとりひとりが教科書だけでは分からない貴族の生活に想像を膨らませました。

笑顔の子ども 色鮮やかな衣装につつまれてニコニコ!

着物について質問 着物ひとつひとつの名前について児童から質問。講師が使うテキストに興味津々。
着付けた姿で歩く 代表の子どもたちが衣装を着けたまま実際に歩いてみると、後ろの裳(も)が広がりながらついてきました!
先生も一緒に集合写真 最後は先生も一緒に集合写真を撮りました。

☆プログラム内容

  1. 十二単・束帯にまつわるお話
  2. モデルの先生へ着装、解説
  3. 子どもたちの着装体験
  4. 平安文化についてのクイズ
  5. 質疑応答

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 束帯を着ることはなかなかないことなので、すごくうれしかった。束帯で歩くこともできてうれしかった。昔の人はこれを行事中ずっと着てるということがびっくりした。着せるのに時間がかかるんだなと思った。すごく勉強になったしうれしかったし楽しかったです。
  • 十二単を着たときに、思っていたより重くて暑かったです。ずっと着ているとかたが痛くなったけど、だんだんなれてきて楽しかったです。最後に十二単を着て歩いてみたときに、すごく歩きづらかったけど、昔の十二単を着ていた人は重くなかったのかなぁと思いました。
  • 講師さん方の前ではなかなか素直な感想を言えない子達であったが「めっちゃよかったなぁ」とか「ママに自慢したろ」など教室へ戻ってから、生き生きとした表情で多くの子が感想を言っていた。(先生)