学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「狂言体験」
津市立神戸小学校6年生の皆さんに「狂言体験」のプログラムをお届けしてきました!
子どもたちは講師から狂言の舞台にまつわるお話を聞いた後、「柿山伏」の鑑賞をしました。
能狂言がうまれてからおよそ680年の間、代々受け継がれてきた衣装や小道具、そして表現の技術。それらを見て、聞いて、触れて、言葉遣いは違ってもいまに通じる「笑い」があることを感じることができました。
今年は日本の伝統文化について学ぶという神戸小学校の皆さん。今回の狂言体験は、より深い「まなび」につながるのではないでしょうか。
☆プログラムの内容
- 狂言の舞台についてのお話(扇子の使い方/4本の柱について/3本の松について/鏡板について)
- 『柿山伏』の鑑賞
- 狂言の歴史・表現について
- 狂言の「笑い」の体験
- 面・扇子の体験
- 着付けと台詞体験
- おめんをつけてみて思ったことは、目のところが穴があまりあいてなくて、ぜんぜん見えなくてちょっとこわかったです。あのおめんをつけてずっと演技をしているなんてすごいと思いました。
- すっごくおもしろかったです。ゆっくりなドラマを見ているようでした。いろいろなモノマネをしたりして昔の人はこんなことをしていたんだと知りました。
- 狂言から伝わる「大切な視点」を教えてもらいました。あいさつや声など、文化を大切にする=日常生活につながることまで伝えてもらえました。(先生)