学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「狂言体験」

開催日
2019年6月7日(金曜日)
開催時間
13時45分から15時20分まで
開催場所
津市立神戸小学校
講師
三重県能楽連盟 森 浩一さん ほか2名
参加児童数
6年生 44名
 「柿山伏」を目の前で鑑賞しました。

津市立神戸小学校6年生の皆さんに「狂言体験」のプログラムをお届けしてきました!

子どもたちは講師から狂言の舞台にまつわるお話を聞いた後、「柿山伏」の鑑賞をしました。
能狂言がうまれてからおよそ680年の間、代々受け継がれてきた衣装や小道具、そして表現の技術。それらを見て、聞いて、触れて、言葉遣いは違ってもいまに通じる「笑い」があることを感じることができました。

今年は日本の伝統文化について学ぶという神戸小学校の皆さん。今回の狂言体験は、より深い「まなび」につながるのではないでしょうか。

  

 狂言独特の「笑い」の表現をみんなで体験!

 面をつけて、そろりそろりと歩いてみます。

 着物の横段の幅によって、演者の位が分かるそうです。

 クラスメイトのトビのモノマネに会場は爆笑!

☆プログラムの内容

  1. 狂言の舞台についてのお話(扇子の使い方/4本の柱について/3本の松について/鏡板について)
  2. 『柿山伏』の鑑賞
  3. 狂言の歴史・表現について
  4. 狂言の「笑い」の体験
  5. 面・扇子の体験
  6. 着付けと台詞体験

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • おめんをつけてみて思ったことは、目のところが穴があまりあいてなくて、ぜんぜん見えなくてちょっとこわかったです。あのおめんをつけてずっと演技をしているなんてすごいと思いました。
  • すっごくおもしろかったです。ゆっくりなドラマを見ているようでした。いろいろなモノマネをしたりして昔の人はこんなことをしていたんだと知りました。
  • 狂言から伝わる「大切な視点」を教えてもらいました。あいさつや声など、文化を大切にする=日常生活につながることまで伝えてもらえました。(先生)