学校向け文化体験プログラム
ことばを楽しむ!「楽しい俳句」
津市立千里ヶ丘小学校5年生のみなさんに俳句のプログラムをお届けしました。
「俳句とは五・七・五で自分の思いを伝えること」という言葉から始まった今回のプログラム。まずは俳句とは何であるのか、季語や俳句のルールについて説明がありました。でも、一番大切なのは、何を俳句にするのかを自分で考えて、自分の言葉で俳句を作ること。さっそく俳句づくりの始まりです。
できあがった俳句は先生に見てもらって、もっと良くなるようにアドバイスをもらいます。すぐには思いつかない子もいますが、講師と相談しながら時間をかけて頑張りました。
最後は短冊に自分の「これだ!」という一句を書き出し、黒板に貼り出して俳句会を行いました。各自が気に入った句にシールを貼って、ポイントをつけていきます。そしてそれぞれの子がなぜこの句を選んだのかを発表しました。講師は全ての句の良かったところや、工夫したほうがよいところを解説。ポイントが少なかった俳句も、視点を変えれば良いところ、もっと良くできるところがたくさんあることを知りました。俳句をつくることの面白さや奥の深さを感じる授業となりました。
☆プログラム内容
- 俳句の約束、季語について解説
- 俳句の創作
- 俳句会
- 俳句の授業で「楽しいなぁー」と思ったのははじめてです。一回俳句を考えてみたらどんどん俳句が思いついて楽しかったです。
- 俳句は文字だけでも場面を想像できておもしろかった。
- いろいろな人の俳句を見て、思いつかなかったおもしろい俳句がいっぱいあったので、すごいなぁと思いました。
- 初めて感じたり、気づいたりする様子がありました。(先生)
- いつもは国語の授業で活躍しづらい子がとてもほめられて自信をつけていた様子がありがたかったです。(先生)