学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!
「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
2018年11月20日(火曜日)
開催時間
9時40分から12時15分まで
開催場所
明和町立大淀小学校
講師
三重県三曲協会 比留間雅弥真天さん ほか
参加児童数
5・6年生 38名
プログラムの様子

明和町立大淀小学校5・6年生のみなさんにお箏の授業をお届けしました。
子どもたちが音楽室に近づいてくるとお箏のきれいな音色が響いてきました。講師陣が演奏のリハーサルを行っているなか、入ってきた子どもたちは一気に日本音楽の世界に引き込まれている様子。さっそく講師陣による模範演奏『飛躍』を鑑賞し、のびやかなお箏の音色に耳を傾けました。


プログラムの様子

そして、お箏の各部の名称や楽譜の見方などの説明の後、爪合わせをして演奏体験です。『さくら』を二人一組で交代しながら練習します。最初はなかなかいい音が出ませんが、練習を続けるうちにきれいな音が出るようになってきました。そして最後は講師の伴奏に合わせて合奏。先生や子どもたち自身も驚くようなきれいな演奏を聴かせてくれました。

プログラムの様子
この学校では特別に講師に持ってきていただいた大正時代に作られたというお箏の見学もありました。今では手に入らない貴重な素材が使われたお箏を子どもたちは真剣なまなざしで観察していました。
プログラムの後には「お箏を習うにはどうしたらいいの?」と聞きに来る子もいて、邦楽の魅力が子どもたちにも十二分に伝わったことが伺えました。

プログラムの流れ

  1. 模範演奏『飛躍』の鑑賞
  2. お箏の解説、大正時代のお箏について
  3. 爪合わせ・『さくら』の練習
  4. 講師の伴奏に合わせて『さくら』の合奏
  5. 質問コーナー

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • テレビできいているより、本物を見たりきいたりしたのですごい大はく力でした。(5年生)
  • うちにことがほしいぐらい、楽しくてまだやりたいと思いました。(6年生)
  • 演奏中の子どもたちは真剣な目で、上手くなりたい、最後まで通して演奏したいとどの子も自分のスキルをアップさせることに前向きでした。(先生)