学校向け文化体験プログラム
三葉虫を調べよう!
鈴鹿市立一ノ宮小学校3年生のみなさんに、「三葉虫を調べよう!」のプログラムをお届けしました。
今日の授業は「三葉虫って食べたことある?」「どうして食べられないの?」という三葉虫に関する質問からスタート。
三葉虫の化石が配られると、子どもたちからは、「本物!?」「さわっていい?」と歓声が上がります。
三葉虫をじっくり観察しながら、スケッチします。
「ちょっとわれている」「目につぶつぶがある」「ボコボコしている」「線は13本」など、気がついたことをどんどんスケッチに書き込んでいきました。
スケッチの後は、「三葉虫と似た生物はなに?」など大野館長からの質問をグループで考え、発表しました。「カブトムシ!」「ムカデ!」「ダイオウグソクムシ!」「ダンゴムシ!」など、観察力と想像力を働かせながら子どもたちは元気よく答えます。
質問の答えは実際の化石で確かめます。天敵から身を守るため丸くなった化石や砂の中から目を出して周囲を観察している化石など、たくさんの三葉虫の化石に触れることができました。
遠い過去に生きた三葉虫という生き物をぐっと身近に感じられた授業でした。
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三葉虫をスケッチ。気がついたことをどんどん書き込みました。 -
質問の答えは化石が語る!考察の結果を実際に化石を見て確かめました。 -
授業の最後は、三葉虫の脱皮ダンス!みぎ!ひだり!ぐねぐねーぽーん!とみんなで脱皮しました。
プログラムの内容
- 三葉虫のスケッチ・観察
- グループワーク・三葉虫についての質問に答える
- 様々な三葉虫の化石を観察
- 脱皮ダンス
- まとめ
- 三葉虫はテンテキに食べられてしまうときにいろいろなことをしてかくれたりおおきくなったりして生きているから、ぼくは生きるのは大へんなんだと思った。
- わたしは、三葉虫を図かんの絵でしかしらなかったけど、化石を見て、三葉虫はこんなにしんかして数をふやしていったんだなぁと思いました。
- 化石を見るだけでなく、さわったりできてよかったです。さわってみると、でこぼこしているところとかがよくわかってよかったです。
- いろいろな本物の化石を見ることができて、とても興味をもって取り組めた。動作化があって楽しんで体を使って取り組めた。(先生)