学校向け文化体験プログラム 
音楽に感動!「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
平成30年12月11日(火曜日)
開催時間
9時から12時25分まで
開催場所
三重大学教育学部附属小学校
講師
三重県三曲協会 木岡ふみ子さん 他4名
参加人数
5年生 92名

三重大学附属小学校5年生のみなさんに、「音楽に感動!日本音楽の楽しさを体験しよう!」のプログラムをお届けしました。

難しい!けど楽しい!お箏
難しい!けど楽しい!

お箏という楽器について学習した後は、早速ふれてみます。
一音一音ゆっくりと音を出し、子どもたちは難しい!といいつつも、楽しそうに演奏していました。

最初は、小さな音しか出せなかったけれど、何度も弾くうちに大きな音を出せるようになりました。自分の番を待つ間、楽譜をなぞりながら練習する子どもたちもいて、お箏を楽しんでいるようでした。

「春の海」鑑賞中
「春の海」鑑賞中。講師の手の動きに思わず「すごい…」という声が。

模範演奏は「春の海」
尺八とお箏の奏でる音色に、子どもたちはじっと聞き入っていました。

「春の海」鑑賞後は、上級者向けの「さくら」の譜面にも挑戦し、お箏の演奏をたっぷり楽しみました。

  • 見慣れぬ譜面
    お箏の演奏には見慣れた五線譜ではなく「縦譜」を使います。
  • 解説
    わかりやすい図を使って解説。楽譜の読み方や座り方も教えてもらいました。
  • 交代で演奏します。
    きれいな音を出すためには意外と力が必要です。
  • 講師から教えてもらいます
    講師から「さくら」の弾き方を丁寧に教えてもらいます。
  • 練習風景
    練習風景。わからないところはお互いに教えあいました。
  • 片付けも体験しました
    お箏の片付けも体験。大きさの割に軽く、子どもたちからは「軽い!」と驚きの声が上がりました。

プログラムの内容

  1. お箏についての説明
  2. 「さくら」の練習
  3. 模範演奏「春の海」鑑賞
  4. 「さくら」(応用編)練習

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 最初、全然やり方が分からなかったけど、うまく「さくら」をひけた時は、うれしかったです。
  • ことの『じ』の場所を変えることで音が色々に変わっておもしろかった。ひきかたもむずかしくて、つめをつけてひくのも、ひびかけるのか、すぐぱっとはなすのか、で音の響きが変わっておもしろかった。
  • げんは、十三本しかないのに、おさえたり、柱の位置を変えるだけで、音が変わるのがすごいなと思いました。
  • プロの人はことをつめだけでなく手でもひいていてすごかった。
  • 学校ではなかなかできないことなので、やっていただけて子どもたちのためになりました。(先生)