学校向け文化体験プログラム
アートな世界へようこそ!「絵を描こう!」

伊勢市立神社小学校1年生のみなさんに『絵を描こう!』プログラムを受けてもらいました。
最初に講師のつつみさんから自己紹介と活動のすすめ方のお話があり、すぐに大きな紙(1.5m×5m)に向かっていきました。
とはいうものの、普段の授業では四つ切サイズが教室であつかう紙ですから共同制作も初めての1年生がどうするのかというと、まず2つのチームで「しりとり」をしながらそれぞれ5分間で描いていきます。相手チームは見て、次に何を描くか相談をしていきます。そして、のびのび描けるようにおわんに絵の具を入れて刷毛で描きます。

やがて、しりとりの5つ目くらいから、刷毛から筆にして、筆からクレヨンにしていきました。つつみ先生の「だいたんから、ちまちま」への自然な変化です。
プログラムには、講師の子どもたちへの案内はあるけれど指示はありません。「おっ、いいじゃん。」という講師のことばに勇気づけられ、子どもたちは集中し、共同制作なのに自らの絵の世界に入っていきます。
「一枚の絵に、お話がいっぱいつまっている」。
絵本をめくるように一つ一つの活動が広がり深まっていきました。
<文化体験コーディネーター 野垣内 宗>


☆プログラムの内容
- 2グループに分かれ、「絵しりとり」をしながら交代で「だいたん」に描く
- 「ちまちま」と仕上げる
- できあがった絵を見て感想と物語を発表
- 講師による絵本の読み聞かせ
- つつみあれいせんせいといっしょにえをかけてうれしかったし、えのぐはとてもつめたかったのできもちよかったです。またずこうでしたいなとおもいました。
- えがじょうずで、すぐなにをかいているのかわかりました。すごくたのしかったです。でっかいえをかくのがはじめてなのでたのしかったです。
- 最初はすこしとまどっている子もいましたが、進むにつれてどんどん積極的に活動し、いきいきとした表情の子ばかりになりました。とてもよろこんで取り組むことができました。(先生)