NIPPONの原点を学ぶ 三重の魅力発信セミナー
(三重県生涯学習センター×皇學館大学)
「 三重県の誕生と府県のかたち 」の事業報告

開催日
2018年10月12日(金曜日)
開催場所
三重テラス (東京都中央区日本橋室町2-4-1 浮世小路千疋屋ビル「YUITO ANNEX」2F)
開催時間
19時00分から20時30分まで
講師
皇學館大学 文学部 国史学科 准教授 谷口 裕信 さん
参加人数
41名
参加費
無料

三重県生涯学習センターと皇學館大学との生涯学習振興に関する連携協定に基づいて実施する「NIPPONの原点を学ぶ 三重の魅力発信セミナー」。
本セミナーは三重県生涯学習センターの広報・企画力と皇學館大学の学習資源を併せたアウトリーチ事業の取り組みの一環で、東京三重テラスから三重の魅力を全国発信しました。

今回は、文学部 国史学科 谷口 裕信 准教授に「三重県の誕生と府県のかたち」をテーマに講演いただきました。
明治新政府が取り組んだ諸改革の中でも当時の人々に大きな影響を与えた廃藩置県について、「県」はどのようにして生まれ、現代まで生き残ってきたのかを「三重県」の誕生をもとにお話しいただきました。
廃藩置県後に一旦は「安濃津県(旧三重県)」と「度会県」に分かれ、「三重県」として誕生するまでの紆余曲折を経た背景や、東海大一揆とも呼ばれた大きな暴動にもつながった県としての問題など、多様な地理的・歴史的背景を抱えながら「三重県」が誕生したことを説明されました。
明治から現在に至るまでほとんど変動がない都道府県の今後の行く末や、県境や旧県を地域資源として地域活性化に活用出来る可能性などについても、熱意をもって語られました。

皇學館大学 文学部 国史学科 准教授 谷口 裕信 さん
先生の軽妙な語り口に参加者の方も熱心に聞き入っていました。


参加者の声

  • 大変興味の有るテーマで楽しく学ばせていただきました。ありがとうございました。
  • 三重県の歴史について勉強出来ました。良く判りました。有難うございます。
  • 明治維新からの流れや県名と県庁所在地名の違いなど勉強になりました。
  • 三重県のお話しおもしろかったです。わかりやすくはっきりした口調で楽しかったです。
  • 都道府県統廃合の流れがわかりおもしろかったです