みえアカデミックセミナー2018 四日市看護医療大学公開セミナー
「 最期まで自宅で自分らしく 」の事業報告

開催日
2018年8月9日(木曜日)
開催場所
三重県文化会館1階 レセプションルーム
開催時間
13時30分から15時30分まで
講師
四日市看護医療大学 看護学部看護学科 教授 豊島 泰子 さん
参加人数
126名
参加費
無料

「みえアカデミックセミナー」は県内の大学・短大・高専・放送大学を含めた高等教育機関との連携で生まれた公開セミナーです。毎年7月~8月(2018年度は7月14日~8月23日)にかけて、三重県総合文化センターを会場に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生に、ご専門の研究内容をわかりやすくお話ししていただいています。
前身となる「みえ6大学公開講座」から既に20年を超え、「みえアカデミックセミナー」としては、15年目を迎えました。
これからも皆さまに、たくさんの「学び」をお届けしていきたいと思います!

四日市看護医療大学 看護学部看護学科 教授 豊島 泰子 さん

第10回目の四日市看護医療大学公開セミナーでは 看護学部看護学科 教授 豊島 泰子さんを講師にお迎えし、誰もがいつかは訪れる「人生の最期」をどこでどのように迎えたいのかについて、要介護状態であっても病院や施設に入所するのではなく、在宅での生活を続けられるように推奨する国の方針も踏まえて、最期の時を住み慣れた自宅で迎えられるための工夫を説明していただきました。

現在の我が国の保健医療福祉を取り巻く現状について紹介され、最期を迎えたい場所の意識調査や実際の死亡時に占める自宅死の割合についてもお話しいただきました。
続いて「地域包括システム」とは何か、何故そのシステムの構築が必要なのかについて分かりやすく説明していただきました。

そして、地域で自分らしく暮らすための手段として生活機能の改善と向上が重要と言われ、「手段的自立」「知的能動性」「社会的役割」の項目別に指標を立てて自立の評価を促されました。また、介護予防の取り組み方のポイントや足腰の筋力アップ体操・口の体操などに受講者の皆さんは実際に挑戦されました。最後に、それでも、もし介護が必要になった場合の、介護サービスを利用するための方法や、介護保険の窓口・問い合わせ先、居宅サービス利用のための手続きなどについてご紹介いただきました。

  • 受講生の方への質問タイム
  • 介護予防のためのポイント
  • セミナーの様子


ちょっとご紹介!当日の資料映像

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参加者の声

  • 参考になりました。心がけて生活したいです。 
  • 地域包括ケアシステムの構築を知った。
  • 自分自身の老後を、どのように生活、生きていきたいかを考える機会になりました。介護サービスを利用する場合の具体例がわかりました。
  • 福祉制度の現状と今の自分に必要な介護予防が理解できました。感謝! 
  • 最期まで自宅で住んで居られる様、今日教えて頂いたことを実行して目指します。