みえアカデミックセミナー2018 四日市大学公開セミナー
「 島は語る~カリブ海から、沖縄から~ 」の事業報告

開催日
2018年7月27日(金曜日)
開催場所
三重県文化会館1階 レセプションルーム
開催時間
13時30分から15時00分まで
講師
四日市大学 環境情報学部メディア情報専攻 教授 山本 伸 さん
参加人数
64名
参加費
無料

「みえアカデミックセミナー」は県内の大学・短大・高専・放送大学を含めた高等教育機関との連携で生まれた公開セミナーです。毎年7月~8月(2018年度は7月14日~8月23日)にかけて、三重県総合文化センターを会場に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生に、ご専門の研究内容をわかりやすくお話ししていただいています。
前身となる「みえ6大学公開講座」から既に20年を超え、「みえアカデミックセミナー」としては、15年目を迎えました。
これからも皆さまに、たくさんの「学び」をお届けしていきたいと思います!


 四日市大学環境情報学部メディア情報専攻 教授 山本 伸さん

第4回目の四日市大学公開セミナーでは、環境情報学部メディア情報専攻 教授 山本 伸さんを講師にお迎えし、ご自身の留学経験や体験も交えて、「島」として多くの共通点を持つカリブと沖縄の文化と社会の魅力について熱く語っていただきました。

カリブ海の島の歴史から始まり、独自の文化が育まれた背景や多様な民族の共生について、まず説明していただきました。そして、カリブが抱える問題や個性と共生の現状からは、「カリブ=ミニコスモス(小さな地球)」だと語られました。

続いて、沖縄の文化や歴史についても話され、沖縄とカリブに共通する「祭り」の機能や効能についても説明されました。そして、先生が関わりのある地産地消のヒーロー「琉人マブヤー」を例に沖縄の文化論についても解説されました。沖縄では知らない人がいないと言われる「琉人マブヤー」の映像が流れると、受講生の皆さんは初めて見る映像に興味津々な様子でした。

  • カリブの説明の様子

  • 地産地消のヒーロー「琉人マブヤー」の紹介

  • 書籍販売の様子

参加者の声

  • 講師の声が素晴らしいと思いました。面白いテーマでした。
  • 沖縄に行きたくなりました。
  • とても人間味のある講義でとても良かった。
  • 南方の国・沖縄の方たちの何者・何事を受け入れる寛容力のある文化に感心した。
  • おもしろかった。カリブ海・沖縄・熊野の文化・精神性がつながっていること、見えないものを感じることで豊かに生きていく…。いろいろと刺激を受けることの多いお話でした。ありがとうございました。