みえアカデミックセミナー2018 鈴鹿大学短期大学部公開セミナー
「 我が国の西洋音楽が辿った道~童謡・唱歌・歌謡曲を歌う音楽療法の現場から振り返る~  」の事業報告

開催日
2018年7月21日(土曜日)
開催場所
三重県文化会館1階 レセプションルーム
開催時間
13時30分から15時00分まで
講師
鈴鹿大学短期大学部 生活コミュニケーション学科 教授 鵜飼 久美子 さん
参加人数
84名
参加費
無料

「みえアカデミックセミナー」は県内の大学・短大・高専・放送大学を含めた高等教育機関との連携で生まれた公開セミナーです。毎年7月~8月(2018年度は7月14日~8月23日)にかけて、三重県総合文化センターを会場に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生に、ご専門の研究内容をわかりやすくお話ししていただいています。
前身となる「みえ6大学公開講座」から既に20年を超え、「みえアカデミックセミナー」としては、15年目を迎えました。
これからも皆さまに、たくさんの「学び」をお届けしていきたいと思います!



鈴鹿大学短期大学部 生活コミュニケーション学科 教授 鵜飼 久美子さん

第3回目の鈴鹿大学短期大学部公開セミナーでは、生活コミュニケーション学科 教授 鵜飼 久美子さんを講師にお迎えし、2018年が明治150年という記念の年にであることから、明治以降の童謡・唱歌・歌謡曲など、その歴史や背景について解説していただきました。また、時代時代の音楽療法の現場の移り変わりについても分かりやすく説明していただきました。

文明開化以降、日本に新しく西洋音楽が入ってきてから、日本人が研究を重ね、唱歌や童謡が生まれていった過程についてお話しいただきました。

受講生の皆さんは世相の影響を受けて生み出されていった各曲を、演奏に合わせて実際に歌ったり、楽器を奏でたりしながら日本の西洋音楽が辿った道を体験されました。一度は耳にしたことのある曲ばかりで、皆さん懐かしそうに、久し振りに歌う曲を素敵なハーモニーで歌っていました。鵜飼先生は最後に、歌を歌う事の意義や価値、心身への影響についても熱心に伝えられていました。


  • 演奏にご協力をいただいた、音楽療法士 山本 佳子さん

  • セミナーの様子

  • ハンドベルの演奏に挑戦していただきました。

参加者の声

  • 音楽療法士の勉強もしたくなりました。人の役に立ちたいと思いました。遠くから参加させていただいたかいがありました。ありがとうございました。
  • 大変興味深いテーマで楽しみながら学ばせて頂きました。とても内容の濃いお話に引き込まれました。唱歌の数々に思い出深いものがありました。ミュージックベルに感激。
  • 歌と共に歴史の様子がよくわかった。歌をみんなで合唱出来て楽しい講座でした。
  • 日本の音楽は時代の影響を受けながら変化し、愛されて歌われてきたのだということがわかりました。それぞれの歌を歌う時にその人の持つ思いでにふれ、なつかしむことができることや、心身にとても良い影響をあたえることもわかりよかったです。ありがとうございました。
  • 実技も多く勉強になりました。ミュージックベルを使った演奏が楽しかったです。知らない歌もありましたが、他の方の歌声やピアノに合わせて、思っていたより すっと歌うことができ良かったです。