学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
平成30年1月12日(金曜日)
開催時間
13時45分から15時25分まで
開催場所
四日市市立笹川西小学校
講師
三重県能楽連盟 森 浩一さん ほか
参加児童数
6年生 39名

四日市市立笹川西小学校6年生のみなさんに狂言の体験授業をお届けしました。
「柿山伏」の鑑賞の前に、まずは講師のお話を聞きます。
しっかり相手の顔を見て大きな声でお話することの大切さや狂言の所作や声についても教えてもらいました。
柿山伏では、山伏と畑主のコミカルなやり取りや動きに笑い声があがりました。
鑑賞後は講師へ「柿山伏」の感想や疑問に思ったことを発表しました。講師が狂言師になろうと思った理由や、狂言中の所作についてするどい質問が飛び出しました。
狂言の鑑賞だけでなく、小舞の体験や狂言で使用する面や扇子を手に取ってみたり、実際に「笑い」を体験したりと、狂言についてたくさん学ぶことができた授業でした。

最初にお話を聞きます
狂言についてのお話を聞きます。鏡板の松には「久」という文字が隠れているそうです。
柿山伏鑑賞
柿山伏を鑑賞中。
笑いを体験
おなかから声をだして、「笑い」の体験。体育館に笑い声が響きました!
扇子使って小舞体験
「盃」の唄に合わせて小舞を練習します。扇子の持ち方も教えてもらいました。

プログラムの内容

  1. 挨拶・声を出すことの大切さについてお話
  2. 小舞の体験/面・扇子の見学
  3. 「柿山伏」鑑賞
  4. 「笑い」の体験

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 最初は「本当に笑っていいのかなぁ?」とおもっていたけど、と中で友達と笑っていました。
  • 言葉を言うとき音程が低かったり高かったりして、いつもと違うからおもしろかった。
  • 始める前終わった後に礼をしているのが印象的だった。
  • 狂言だけでなく学ぶ姿勢についても教えてもらえて本校児童へは良い刺激になった。(先生)