学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!みんなで歌おう!「合唱」
伊勢市立神社小学校のみなさんへ、合唱の体験授業を届けてきました。
今日の課題曲は「3月9日」と「最後のチャイム」。思い出となる卒業式で気持ちよく歌わせてあげたいとお申込みいただきました。
先ずは、普段どおりに歌ってみます。卒業式のオーディションで選ばれた2名の男の子がピアノ伴奏してくれます。
続いて、歌う時の姿勢や声の発声について教わります。歌う人の体が楽器。生まれてきた体は同じものはありません。唯一無二の大切な自分の楽器をうまく響かせるポイントを踏まえ、ただ歌うのではなく、力を抜いて、表情をやわらかく、イメージを持って…と教わったことを一つずつ実践していくと、声が、歌がどんどん変化していきました。
校長先生から卒業式に向けて温かいエールと、講師からは「上手に歌おうとしなくてよい。聴いてもらう人を思って丁寧に語りかけるように歌ってみよう」と声をかけられ、最後の合唱は、ひとりひとり違った表情を持つ世界に一つだけの声が合わさった「合唱」になりました。講師は最後に「相手に伝えたいという気持ちを大切に卒業式にむけていかしてほしい」と子どもたちに話し、今回の体験授業をしめくくりました。
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講師のアドバイスをメモしています -
丁寧に、聴く人のことを思いながら -
心をこめて歌う「最後のチャイム」
☆プログラム内容
- 課題曲『3月9日』、『最後のチャイム』を歌う
- 歌う時の姿勢・発声について
- 細かく区切って練習、合唱
- イメージすること、表情について
- テクニックではなく気持ちということがわかりました。笑顔でいたら顔がいたくなったので、あらためて笑顔でいることはすごいんだなぁと思いました。今日から、教えてもらったことをいかしてれんしゅうして、最高にいい卒業式の歌にしたいです。
- 教えてくれた方法で歌ったら声がしっかり出てうれしかったです。2時間だけで声があんなに音楽室にひびくとは思いませんでした。
- 最初は小さかったけど、はずかしいほど大きくと言われて声を大きく歌うと自分でも上手になった気がしたので、すごいと思いました。
- 僕はピアノをやっているので「音楽は新鮮でないといけない」などの言葉がみんなよりも心に残ったと思います。これからは人に「聞いてください」という気持ちで、音楽で人に何かを伝えていこうと思います。
- 真剣に先生の話を聞いたり、歌ったりしていました。授業後も、歌が上手になったと言っている子どもが多かったです。(先生)