学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)

開催日
平成29年12月14日(木曜日)
開催時間
13時55分から15時25分まで
開催場所
鈴鹿市立稲生小学校
講師
三重県能楽連盟 森浩一さん ほか1名
参加人数
6年生 98名

鈴鹿市立稲生小学校6年生のみなさんに狂言の体験授業をお届けしました。
「柿山伏」の鑑賞の前に、まずは講師のお話を聞きます。
しっかり相手の顔を見て大きな声でお話することや講師が3歳から狂言を続けていること、狂言の笑いや所作の説明などが披露され、ちょっと緊張気味だった子どもたちもリラックスした気分になりました。
柿山伏の鑑賞中も、山伏の動きに笑い声があがったり、畑主が山伏を背負う場面では驚きの声が上がりました。
鑑賞後には小舞を体験したり、狂言で使用する面や扇子を実際にさわってみたりと、狂言の魅力を存分に楽しめた授業でした。

お話を聞く
狂言は、声と所作、そして扇子を使うことを教えてもらいました。演者の所作次第で一本の扇子が鉄砲にも槍にもなります。
柿山伏鑑賞
柿山伏の鑑賞。
質疑応答
狂言の感想や質問を発表しました。
笑いを体験
「笑い」をみんなで体験。大きな笑い声で体育館がいっぱいになりました。

プログラムの内容

  1. 挨拶・声を出すことの大切さについてや狂言についてのお話
  2. 「柿山伏」鑑賞
  3. 小舞の体験/面・扇子の見学
  4. 「笑い」の体験

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 笑っている所がぼくはすごく気に入り、家でも練習をするくらいになりました。
  • 昔の言葉は全然わからなかったけど、動きや表現の仕方で、今何をしているのかなどがちゃんと伝わってきました。分からなくてもちゃんと伝わってくるのは、とてもすごいことだと思いました。
  • 声も簡単に出せそうだと思っていたけど、一回声を出してみて、おなかから声を出すのはとても難しくてびっくりしました。
  • 興味津々の顔で一つ一つの言葉と動作をこと細かにみて楽しんでいるように思えました。(先生)