学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!『日本音楽の楽しさを体験しよう!』

開催日
2017年12月13日(水曜日)
開催時間
9時00分から12時20分まで
開催場所
三重大学教育学部附属小学校
講師
三重県三曲協会 木岡ふみ子さん ほか
参加児童数
5年生94名
プログラムの様子
今日は三重大学教育学部附属小学校5年生のみなさんにお箏の体験授業を届けてきました。
この学校では毎年恒例になっているお箏の体験授業。3クラス×60分で授業を行いました。
まずは座り方や譜面の読み方を教わりさっそくお琴を弾いてみます。絃は思ったよりも固く、しっかりと力を入れて弾かないといい音は鳴りません。姿勢や爪の当て方を意識して、少しずつ今日の課題曲『さくら』を練習していくと、だんだんと大きく、きれいな音が出せるようになっていきました。
プログラムの様子
一通り弾けるようになったら尺八のメロディーに合わせて合奏します。繰り返し合奏するうちにみんなの音がそろうようになっていきました。
プログラムの最後には講師陣による『春の海』の演奏を鑑賞しました。実際に演奏してみて、本物のお箏の難しさも感じた子どもたちは講師の指使いにくぎ付けです。また、演奏の前には尺八のミニ解説もあり、様々な和楽器にふれ、その難しさや魅力に触れることのできたプログラムとなりました。

プログラムの様子
尺八の解説も聞きました。
プログラムの様子
最後のクラスにはお箏の片付けも手伝ってもらいました。

プログラムの流れ

  1. お箏についての説明
  2. 『さくら』の練習
  3. 尺八に合わせて『さくら』の合奏
  4. 模範演奏『春の海』の鑑賞

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • ピアノやギターとかいろんな楽器があるけど、おことの授業を受講させていただくとおことも大好きになりました。おことってとってもきれいな音を出すけど、人の感情とかも全部心に出てくると思った。
  • 「どう弾くのだろうか」「どうやって音を出すのだろう」という疑問がたくさんあったけれど、習ったらよく分かって疑問が解決しました。
  • ことの先生たちはやさしくて分からなかったり、リズムがあわなかったりするとすぐに来てくれて教えてくれたので楽しくできたと思いました。
  • 2人で協力している姿、1人が弾いているときにもう1人が「七・七・八」と声を出している姿、普段はとてもおとなしい子が黙々と自力で「弾きたい」という気もちをもってねばり強くがんばっている姿が見られました。(先生)