学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!『日本音楽の楽しさを体験しよう!』
この学校では毎年恒例になっているお箏の体験授業。3クラス×60分で授業を行いました。
まずは座り方や譜面の読み方を教わりさっそくお琴を弾いてみます。絃は思ったよりも固く、しっかりと力を入れて弾かないといい音は鳴りません。姿勢や爪の当て方を意識して、少しずつ今日の課題曲『さくら』を練習していくと、だんだんと大きく、きれいな音が出せるようになっていきました。
プログラムの最後には講師陣による『春の海』の演奏を鑑賞しました。実際に演奏してみて、本物のお箏の難しさも感じた子どもたちは講師の指使いにくぎ付けです。また、演奏の前には尺八のミニ解説もあり、様々な和楽器にふれ、その難しさや魅力に触れることのできたプログラムとなりました。
プログラムの流れ
- お箏についての説明
- 『さくら』の練習
- 尺八に合わせて『さくら』の合奏
- 模範演奏『春の海』の鑑賞
- ピアノやギターとかいろんな楽器があるけど、おことの授業を受講させていただくとおことも大好きになりました。おことってとってもきれいな音を出すけど、人の感情とかも全部心に出てくると思った。
- 「どう弾くのだろうか」「どうやって音を出すのだろう」という疑問がたくさんあったけれど、習ったらよく分かって疑問が解決しました。
- ことの先生たちはやさしくて分からなかったり、リズムがあわなかったりするとすぐに来てくれて教えてくれたので楽しくできたと思いました。
- 2人で協力している姿、1人が弾いているときにもう1人が「七・七・八」と声を出している姿、普段はとてもおとなしい子が黙々と自力で「弾きたい」という気もちをもってねばり強くがんばっている姿が見られました。(先生)