学校向け文化体験プログラム『アートな世界へようこそ!』
今回のプログラムでは、一人一枚ハンカチを藍染料で染め上げ、出来上がったハンカチをつなぎ合わせて6年生全体の共同作品に仕上げていきます。
まずは今日のプログラムの説明です。藍染めでハンカチに模様がつくように「絞り」を入れるには様々な方法があります。ビー玉やビーズを布にくるんで輪ゴムで締める方法、割りばしで布を強くはさむ方法、ハンカチを折ってとめておく方法など様々なやり方を紹介。さっそくやってみます。
出来上がりを想像して慎重に絞りを入れていく子や、たくさんビー玉などを使って複雑な模様を作ろうとする子など、工夫の仕方はいろいろです。
出来上がった作品をボール紙の上に並べ乾燥させたところで今日のプログラムはおしまい。今後は一つの大きな共同作品にして6年生を送る会などで展示してもらうことになりました。
☆プログラム内容
- プログラム内容と注意事項の説明
- ビー玉やビーズ、割りばしなどを使ってハンカチに絞りを入れる
- ハンカチを藍染料に漬け、染める。
- ビー玉、割りばし等を外し、良く洗って乾燥させて完成!
- 作るのは初めてだったのでどうゆう風になるのかぜんぜん想像がつきませんでした。でもどんどん「どうするとこうなる」とかわかってきて楽しくできました。自分の初めて作ったハンカチのできを見て「初めてのわりには上手に作れたかな」と思いました。
- 友達と「これ、ここにつけたら」とか言いあったら、いいアイディアが生まれました。無限大にがらがうまれるんだとこの授業で知りました。
- 染め物は本当にいっぱつしょうぶで、どんなもようができるかとてもしんぱいだったけど、くまのもようがでたり、いがいとかわいくてすてきなもようができました。
- 日本の伝統文化が現在でもうけつがれていることがすごいなと思いました。あい色は日本ぽい感じでとてもいいと思いました。
- 最初のビー玉を縛ったり、図案を考えるのに苦戦しがらも、どんなものができあがるか楽しみにしながら取り組め、できあがったハンカチを何度も見ながら満足そうに見つめている姿があった。「楽しかった」「またやりたい」という意見が子どもたちからたくさん聞かれた。(先生)