学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
2017年12月1日(金曜日)
開催時間
13時40分から15時15分まで
開催場所
松阪市立豊地小学校
講師
三重県能楽連盟 森 浩一さん ほか
参加児童数
6年生26名
プログラムの様子
松阪市立豊地小学校6年生のみなさんに狂言の体験プログラムを届けてきました。まずは講師の森さんから能・狂言についての解説や挨拶の大切さについてのお話を聞き、いよいよ開演です!初めて観る本物の狂言の迫力に子どもたちの目はくぎ付けで、可笑しな仕草や台詞には声を出して笑う子もいました。そして扇子を手にもって謡・小舞も体験し、最後の質問コーナーでは「狂言をやっていて自分で笑ってしまうことはないですか?」という質問に、森さんが「自分自身が一生懸命演じるからこそお客さんが笑ってくれたり、感動してくれたりするから自分で笑ってしまうことはない」と答えると子どもたちも深くうなずいていました。狂言の面白さと奥深さを感じたプログラムとなりました。

プログラムの様子
森さんに稽古をつけてもらい小舞の体験
プログラムの様子 能・狂言の面の体験。実際につけて歩いてみて、演じている人の視界の狭さを感じます。

☆プログラム内容

  1. 挨拶について
  2. 狂言のお話(舞台について、鑑賞の仕方)
  3. 『柿山伏』の鑑賞
  4. 面・扇子の体験
  5. 舞と謡の体験

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 初めて見ましたが、始まってから笑いが止まりませんでした。道具をあまり使わずにあの「せんす」だけで弓や鉄砲ややりまで表すのはすごいです。
  • ぼくははじめ「笑えるのかな?」と不思議に思っていたけどすごく笑えておもしろかったし、狂言の体験をさせてもらいすごく楽しかったです。
  • 狂言ではいろいろな物をあるかのように演じるし、「自分の声」そして「せんす」でいろいろなことを表すので表現力豊かでないといけないと思いました。
  • 86才の森さん、子どもたちへ訴える“力”(パワー)がすごいなと思いました。(先生)