学校向け文化体験プログラム 科学で遊ぼう!
サイエンス講座「液体チッ素で遊ぼう」

開催日
2017年11月9日(金曜日)
開催時間
9時25分から12時15分まで
開催場所
津市立敬和小学校
講師
科学サークル大黒屋 伊藤仁さん
参加児童数
6年生 50名

津市立敬和小学校6年生の皆さんに、サイエンスの授業を届けてきました。

はじめに空気についてお話です。空気には色もにおいもないけれど、重さがあることを確認しました。空のボンベや自転車の空気入れ、ペットボトルや水槽を使って空気の重さ、そして体積をみんなで協力して量りました。また、空気中に含まれる酸素・二酸化炭素・窒素のそれぞれの特徴も実験により知ることができました。

  • 発言も活発です!!

  • 水上置換の実験

  • どんな変化が見られるかな

液体チッ素に大興奮

後半は液体チッ素を使った実験をしました。本来、きちんと扱えば危険のない実験なのですが、初めて液体チッ素を体験する子どもたちは少し恐々。講師が各班の机に液体チッ素を撒くと、小さい透明なキラキラした粒が四方に散らばり、子どもたちから悲鳴と歓声があがります。そして、液体チッ素で凍らせた花を手でにぎってその感触を確かめたり、凍った果物を金槌で砕いたりして、凍る現象や特性について観察しました.

  •  液体チッ素に花をひたす

  •  凍った果物など割って観察

  •  風船はどうなるのかな・・・

実験手伝いをたくさんしてくれます

また、二酸化炭素を冷やしてドライアイスをつくったり、フィルムケースに、液体チッ素を入れ蓋をすると、勢いよく蓋が飛ばされるという実験では教室中がワーキャー、「もう一度!」と大盛り上がり!
物質の三態を楽しい実験を交えて教わりました。講師が盛りだくさんに用意した実験を、好奇心いっぱいの子どもたちが率先して手伝ってくれていたり、観察したことをしっかり発言する様子がとても印象的でした。

  •  液体チッ素の爆発実験

  • ドライアイスが出来ています

  •  集中して変化を観察

☆プログラム内容

  1. 空気について
  2. 空気の質量を量る
  3. 液体チッ素の実験
  4. 物質の状態変化について(固体・液体・気体)

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 液体チッ素で花が凍って手でつぶすと花がこなごなになったり、小さなようきにとじこめると爆発がおきて、とてもびっくりしたけど、楽しかった。やっぱり、Jinさんがおもしろかった!!
  • 今までにやったことのない実験をしてみて楽しかったし、びっくりしました。
  • スプレーかんの中に空気を入れたら、熱くなるのを自転車でやってみたいと思いました。
  • サイエンスはとても不思議でおもしろいです。授業がとてもよかったです。ありがとうございます。
  • 特にJinさんがおもしろくて、サイエンスがとてもおもしろく感じた!他の実験もやりたくなった。科学に興味がわいて理科が楽しく思えてきた!!
  • こういう授業は初めてだったからきんちょうしたけど、実験がめっちゃ楽しかったです。先生も面白かったです。来年、中学校にもきてほしいです。