みえアカデミックセミナー2017 移動講座(鳥羽市会場)
鈴鹿大学公開セミナー
「鳥羽から見える「旅館」の未来」の事業報告

開催日
2017年12月9日(土曜日)
開催場所
鳥羽商工会議所3階かもめホール
開催時間
13時30分から15時00分まで
講師
鈴鹿大学 国際人間科学部 講師 髙見 啓一さん 
参加人数
25名
参加費
無料

毎年度夏に県内の高等教育機関と連携し、三重県総合文化センターで開催している公開セミナー「みえアカデミックセミナー」。秋からは、更に各市町が加わり「みえアカデミックセミナー移動講座」として出張講座を開催しています。今年度は、紀北町、松阪市、鳥羽市、桑名市、尾鷲市の5市町での開催です。

みえアカデミックセミナー2017移動講座(全5回)の第3回目は、鈴鹿大学・鳥羽市教育委員会と共催して鳥羽市の会場にて開催しました。

団体旅行客より個人旅行客が多くなったり、食事を館外で食べたがったりするなど宿泊客のニーズは時代によって変化していると説明されました。

鳥羽といえば旅館業で栄えた町です。しかし今や、個人旅行、インターネット予約が主流になり、さらにはインバウンド(外国人観光客)の増加など、宿泊業は昔とは大きく様変わりしています。自らも旅館を経営する鳥羽商工会議所の吉田一喜副会頭と、経営コンサルタントの顔を持ちゼミ学生と観光ビジネスの振興を進める鈴鹿大学の髙見啓一講師が、「現場目線」でお話しいただきました。

初めの方では、宿泊する際はリゾートホテル・ビジネスホテル・旅館のうちどれによく泊まるのか、旅行する時の人数・予約方法といった旅行に関する質問を先生が行われながら、会場の受講生の皆さんと一緒に現在の旅館業がおかれている状況を確認していきました。

鳥羽の旅館が一つ一つニッチ(すきま)なので、それぞれがニッチな部分を作って全体の活性につなげていければ良いとこれからの鳥羽の観光業についての未来を語られました。

続いて、旅行形態の変化や労働生産性の低さといったの宿泊業の課題点やインバウンドのニーズに対する留学生を巻き込んだ実際の取り組みなどを紹介されました。
途中、ご自身も旅館の経営に携われている鳥羽商工会議所副会頭吉田一喜さんと一緒に鳥羽の旅館業の現状について語り合いました。
最後にバリアフリー観光という新たな視点で、旅館を経営している旅館の例を挙げ、現在の鳥羽が抱えている旅館業の課題は日本の経済の課題と一緒なので、鳥羽から日本のことをかんがえるきっかけ作りにもして欲しいと語られてこの日の講義を終了しました。

宿泊業(サービス業)の課題は現代の日本の課題そのものにもつながっているそうです。
地元の人の方が地元の旅館の事をしらない可能性があるので、地元の人にこそ地元の旅館に泊まって欲しいと語られました。

参加者の声

  • このような講座を無料で受けられるのは非常にありがたいと思いました。
  • ニッチな話題をどんどんお願いします。
  • 異業種の話が聞けて有意義でした。
  • よかったです。鳥羽の町がさかえます様に。