学校向け文化体験プログラム
アートな世界へようこそ!「絵を描こう!」
鈴鹿市立合川小学校に アートな世界へようこそ!「絵を描こう!」のプログラムをお届けしました。
会場である体育館に入った瞬間、子どもたちの目は大きな紙にくぎづけです。
講師から、今日の授業「絵しりとり」について説明され、子どもたちの目がキラキラと輝きます。
最初に描くグループをじゃんけんで決め、「こ」で始まるお題をみんなで決めます。 最初は「コーラ」。
しゅわしゅわと音が聞こえてきそうな絵を元気いっぱい描きました。「コーラ」の後も「らっかせい」や「いちご」など、おいしそうなしりとりが続き、あっという間に白い大きな紙がうまりました。
白い大きな紙に刷毛や筆を使って大胆に描いた後は、色鉛筆やクーピーなどを使う「ちまちま」の時間です。
「大胆」と「ちまちま」は絵がステキに仕上がるキーワードです。
講師と一緒に絵の具が乾いていない部分をえんぴつやクレヨンで削って模様をつけたりと、自分たちの作品をちまちまと仕上げていきます。
完成した絵を前に今日の授業の感想やこの絵からインスパイアされたストーリーを発表しました。
「絵の具で塗るのがたのしかった!」「しりとりのあとの『ちまちま』が楽しかった!」「もういっかい描きたい!」「いつも描きたい!!」などたくさんの感想を伝えてくれました。
また、この絵でお話を作るなら?という講師の問いかけに、一人が物語を発表すると、そこからまた新しく物語が派生し、次々にたくさんの物語が生まれました。
授業の最後は講師の絵本「カペリーちゃん」の読み聞かせと講師への質問タイムでした。
「カペリーちゃん」の物語に、子どもたちは「えー」「まるのみ!?」と絵本の世界に引き込まれていました。
質問タイムでは、講師に「好きな動物は?」「絵本はどうやって出版するの?」「いつから絵本を書こうと思ったの?」など、たくさんの手があがり、講師も自分の子ども時代の思い出を交えながら、一つ一つ丁寧に答えてくれました。
絵を描くことだけでなく、プロのアーティストとたくさんふれあえた、思い出に残る一日となりました。
授業の様子
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今日は「絵しりとり」をします! -
のびのびと描きます! -
大胆に!
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ここもよかった!と講評中 -
たくさんの感想もでました! -
絵本の世界にひきこまれていました。
プログラム内容
- 講師の自己紹介、今日のプログラムの説明
- 2グループに分かれての絵しりとり
- できあがった作品をみて感想発表、物語づくり
- 読み聞かせ
- 講師への質問タイム
- ゆびで絵の具をひっかいたり、ぬったりしておもしろかったです。
- 絵しりとりをしたときに絵の上に絵をかいて、げいじゅつみたいでした。
- 次は6年生になってからもう一回したいです。そして、みんなでかきたいです。
- あれい先生は想ぞうがものすごくすごくて、まつ田せい子になれたらとか、アリになったらとか、ぼくもそういうSFてきな想ぞうはすきで、もし、ぼくが太陽だったらとか、毎日のように思っています。
- のびのび生き生きと、そして満足そうな様子が印象的でした。「出来上がった作品をかざるよ」といった時の子どもたちの様子に圧倒されました(先生)