事業報告「報告！まなびの現場から」

まずは、太鼓をたたくための準備として、柔軟体操と300回のジャンプを行います。
「300回」という回数に子どもたちからは驚きの声が。
準備体操では、講師からしっかり声を出すことの大切さと教えてもらい、気持ちと身体のコンディションを整えます。

準備運動の後には、太鼓を習っているクラスメイトの演奏をききました。
講師と一緒に気持ちよさそうに太鼓を演奏する姿を見て、太鼓をたたきたい！という気持ちがどんどんあふれ出します。

ほとんどの子どもたちは和太鼓をたたくのは初めて。
自分たちの好きなように太鼓をたたいた後、講師から正しい姿勢と構え方を教えてもらいました。正しい姿勢と構え方で太鼓をたたくと、さっきまでとは全然違う力強い音が体育館に響きました。

力強い音が出せるようになると、次はみんなで音をあわせることに挑戦します。
16回たたく、「よかったね」のリズムにあわせての太鼓をたたきます。リズムや始まりと終わりを意識しながらみんなと音をあわせるのはとても難しく、なかなかきれいに音がそろいません。
講師から、自分一人だけで演奏しようとするのではなく、しっかり講師の姿を見て演奏するというアドバイスをもらうと、徐々に音がそろい始めます。

最後には、講師の伴奏に合わせて交代しながらみんなで演奏します。
だんだんテンポが上がる伴奏に一生懸命ついていく子どもたち。
真剣な表情で、楽しそうに太鼓をたたいていました。

ホンモノの太鼓の魅力、カッコよさ、そしてみんなで音を合わせて演奏することの気持ちよさを体感できた授業でした。