NIPPONの原点を学ぶ 三重の魅力発信セミナー
(三重県生涯学習センター×皇學館大学)
「本居宣長の道まなび―伊勢商人の風土が生んだ世界的学問」の事業報告

開催日
2017年10月13日(金曜日)
開催場所
三重テラス (東京都中央区日本橋室町2-4-1 浮世小路千疋屋ビル「YUITO ANNEX」2F)
開催時間
19時から20時30分
講師
菅野 覚明 さん(皇學館大学文学部神道学科教授)
参加人数
49人
受講料
無料

三重県生涯学習センターと皇學館大学との生涯学習振興に関する連携協定に基づいて実施しました。
本セミナーは三重県生涯学習センターの広報・企画力と皇學館大学の学習資源を併せたアウトリーチ事業の取り組みの一環で、東京三重テラスから三重の魅力を全国発信しました。
今回のテーマは「本居宣長の道まなび―伊勢商人が生んだ世界的学問」。
本居宣長の国学の特色を紹介しながら、伊勢商人の文化風土が生んだ世界的学問の魅力についてのお話でした。
宣長の学問の出発点は和歌であり、学問と医者の二足の草鞋で世界的学問を完成させたことについてわかりやすく説明されました。
参加者は宣長の著作や活躍した時代は、カント、アダム=スミス、ルソーらが活躍した時代と同時代であり、改めて宣長の学問は世界的だということに感心していました。難解な「国学」について菅野先生の軽妙な語り口であっという間に時間がたち、有意義な時間を過ごしました。

セミナー風景1
セミナー風景2 

参加者の声

  • 真の学問の意味を認識しました。
  • 人生の根本的な心の在り方を知ることができた。感動を言葉にするようにしたいと思いました。
  • 万葉集や多くの和歌がなぜ心を動かすのかよくわかりました。