学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!みんなで歌おう!「合唱」
松阪市立香肌小学校のみなさんに、合唱の授業を届けてきました。
毎年10月に開催している学習発表会では全校児童による合唱を披露しており、地元の人たちもとても楽しみにしています。そこで発表会に向けて、もっといい歌が歌えるようにとお申込みいただきました。
先ずは、発表曲の3曲、「ふるさと」、「野に咲く花のように」、「宝島」を歌って講師の小柴さんに聞いてもらいました。子どもたちも褒められて少し安堵し笑顔がこぼれました。そして、歌う時の姿勢や声の発声について教わります。
-
はじめに歌う
-
横向きで、首の位置確認してみる
-
肩を後ろめにおろして
講師から「うまれてきた体は世界に一つだけの楽器。よい姿勢で心地よく声をだそう!」と自分の声を大切にすること、歌のときは「足は“グー”2個開いて立つ」「おしりに“きゅっ”と力を入れて!」「頭から足まで串刺しになったイメージで」などとユーモアたっぷりに楽しくわかりやすいしぐさをまじえながら教わると、みんなリラックスした笑顔で取り組み、特におどけたり楽しそうに隣同士でお互いの姿勢を確認し合ったりしながら、“歌う姿勢”に整っていきます。
-
発声のイメージ -
力をぬくことが大事
-
楽しそうだなぁ
そして、少しずつ曲を区切って練習します。「歌詞を朗読するように」、「正しく伝わるように」にそしてこれまで学んだ歌い方を意識して練習すると、子どもたちの歌声がどんどん変化しているようです。最後にもう一度「誰かに歌詞を伝えるつもりで」一曲とおして丁寧に歌うと、はじめよりも顔も声も表情豊かな歌になりました。最後に講師から「とてもよいものをもっている。自分の声を大切に楽しんで歌ってほしい」、「表情筋の運動は速攻性がないので長く続けることが大事。普段から笑顔を」とお話されました。
- いろいろなこえのだしかたをおしえてくださってありがとうございました。とてもたのしかったです。ぜひ、がくしゅうかいにきてください。(1年生)
- きょうは、いろんなうたいかたを教えてくださってありがとうございます。学しゅうはっぴょう会でもがんばってうたいます。学しゅうはっぴょう会にもきてください。(2年生)
- 今日、わたしは、しせいをまっすぐにして歌うということに一番気がつきました。これまでのじゅぎょうはあまり気をつけていませんでした。でも今日教えてもらってからは気をつけたいです。しせいのことや力をぬくことを使って練習したいです。(3年生)
- 合唱は、先生からしせいのことを教えていただいて、そのしせいで歌ったらうまく歌えたし、「さあ、いこう」のところは、「さあ、いこう」という気持ちで歌いたいです。とても楽しく歌えたのでうれしかったです。(4年生)
- 先生に教えてもらったしせいをして歌ってみると、歌いやすかったし、高い声が出しやすかったです。楽しく勉強できました。次の練習でいかしたいです。(5年生)
- 歌い方についてていねいに教えていただきました。姿勢や歌うときのコツを学びました。その中でも、私は自分の歌う姿勢を見直していきたいです。勉強する時でも腰が曲がっているので毎日トレーニングして姿勢を保ちたいです。また、歌う時に笑顔が足りないので、笑顔いっぱい楽しく歌を歌っていきたいです。(6年生)
- 歌うことがすきな子が多いと思っていましたが、当日はそれがより楽しそうでした。あまり声量がなかった子が、次の授業で、とても大きく歌っていて驚きました。(先生)