学校向け文化体験プログラム
アートな世界へようこそ!「絵を描こう!」
津市立村主小学校2年生の皆さんに絵の授業を届けてきました。
縦1.5m×横5mの大きな紙を床に拡げた図工室。元気いっぱいに教室に入ってきた子どもたちは大きな紙を目の前に驚きながらの笑顔でわくわくしています。
今日は紅白の2つグループに分かれた子どもたちが、順番に“しりとり”をしながら絵をかいていく「絵しりとり」という方法で描きます。先ずは、担任の先生の名前から“しりとり”が始まり、紅組さんが「かき」を描いているうちに白組さんは「き」で始まる言葉を考えます。かき→きつね→ねずみ→みみず→ズッキーニ→煮干し(中々渋い・・)、といった具合です。
一筆目は思いのほか小さく始まりがちなのですが、どっこい、とっても大胆に大きく描かれ、子ども達は「私、橙色にする」「僕は黄色」など声を掛け合いながらみんなで持ち時間を協力しながら進んでいきます。交代までの時間はアッという間に過ぎ、「え~!もう?」と聞こえてきます。
講師のつつみさんのアドバイスで指をつかって描いたり、笑顔で楽しそうに色を混ぜる子や、手足はもちろん、髪や顔まで絵の具をつけて集中する子、思い思いに最後まで楽しそうに描いていました。
そして完成した絵を見ながら、感想を発表し、また描かれた絵から浮んでくる「物語」を考えたりしました。
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きつね(→ねずみ→みみず)→
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ズッキーニ→
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→煮干し
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→みんなで、しずく
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クレヨンやパステルを使って
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指で描いたたり
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感想やお話を発表します
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はーい!
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ねずみが踊っているよう
最後は、つつみさん作の絵本『カペリーちゃん』を講師自らの読み聞かせです。1列目にはぎゅうぎゅうになりながら仲良く並んで座り、場面ごとにいろんな表情を見せながら熱心に聞き入っていました。
☆プログラム内容
- グループで順番に“絵しりとり”をしながら絵を描く
- 全員で絵を仕上げる
- 出来上がった絵を見ながら、見えてくる物語を発表
- 絵本の読み聞かせ
- たのしみにしていました。よそういじょうにたのしかったです。またやりたいです。
- 絵をかいてみたら、とてもいろんな色がありました。さいごに、あれいさんのかいた本を読んでもらってとてもおもしろかったです。
- たのしかったです。てのひらでねずみのあしあとをつけたのが、たのしかったです。
- あれいさんとおはなしができてよかったです。
- あれいさんがかえってからぼくはどんなお話ができるかなぁーと考えていました。ねずみがズッキーニをたべていました。あとからみみずがきて、いっしょにたべようといいました。でもそのねずみはいじわるなので「あそこのつぶれているかきをたべな」といいました。みみずはとてもかなしそうにかえっていきました。またきかいがあったら、きてください。まっています。
- こくばんのえがじょうずでした。おはなし。かきの木がありました。きつねがやってきて、かきをたべました。ねずみもやってきて、きつねとはなしていました。大きいみみずがやってきたら、ズッキーニがふってきました。にぼしもふってきて、しずくも。おしまい。
- すごくたのしかったです。またしたいです。おはなしがおもいつきました。ねずみとみみずがいて、かきがどす~んとおちてきて、ねずみとみみずがおどろいてにげました。
- すごく楽しかったといっています。教室に絵を飾ったときもすごく喜んで、たくさんお話をしました。(先生)