「三重のまなび2007」キックオフ講演会「平家物語にみる昔と今」

開催日
平成19年5月13日
開催場所
三重県文化会館 中ホール

☆ 日 時
  5月13日(日) 14:00〜15:30

☆ 講 師 
  筑前琵琶奏者 上原 まり さん

☆ 参加者数   512名

☆ 参加費    1,000円

☆ 講演内容
 
 2007年度、三重県生涯学習センター「まなびのスタート」を記念して、「三重のまなび2007」キックオフ講演会を開催しました。

 素敵な和服姿で琵琶を手に登壇された講師の上原さんは、とても優しいお声で丁寧にごあいさつされました。最初に琵琶という楽器(木製の胴の上部に短いくびがある弦楽器)の由来について説明された後、平家物語のお話に入りました。平家一門の栄華とその没落・滅亡に関わる登場人物についてわかりやすく解説していただきました。途中、おなじみの「祇園精舎」や「壇ノ浦」など全4曲琵琶の演奏(弾き語り)をご披露されました。参加された皆さんは、平曲として琵琶法師によって語られてきた「平家物語」と、現在社会を比較した上原さんのご講話からいくつものことを学び、そして、古典芸能”琵琶の弾き語り”を知る良い機会になりました。また、上原さんの宝塚現役時代のお話や講演後のサイン会は、より一層このキックオフ講演会を盛り上げていただきました。

☆ 参加者の感想
「琵琶はまず聴く機会がないと思っていたが、今回身近で聴くことができ大いに満足しました。」
「琵琶の演奏を本格的に聴いたのははじめてで、パワフルで感動的。演奏者が大変すばらしい方だということが初心者の私にも充分伝わりました。はじめてこのような熱演を聴くことができ大満足です。」
「なかなか出合うことのない琵琶の世界を楽しみました。」