映画「校歌の卒業式~キボウノトビラ~」からみえたモノの事業報告
第1部 映画「校歌の卒業式~キボウノトビラ~」
主演:桐島ココ、越賀中学校生 監督:山際新平 (45分)
志摩市立越賀中学校の閉校に向き合う子ども達と大人達の物語。2013年春、新任の中森恵子は、初めての職場でいきなり閉校を迎えることになる。最初はどこか他人事の様に感じていたが、子ども達や地域の人々と触れ合う内に変わっていく。子ども達は、最後の越賀中学校生として何か出来ないかみんなで話し合い、アイデアを出し合う中で、「キボウノトビラ」を考えつく。また大人達も、思い出の詰まった学校、子ども達に何かしてあげようと集まり動き出す。(「校歌の卒業式」シリーズ第二弾)
第2部 シンポジウム
少子化が進み閉校していく学校は少なくありません。そこに生まれ暮らしている子どもたちと先生、そして地域を支えている地域住民はどんな思いでいるのでしょうか。学校が無くなることによって崩れていく地域コミュニティーに、私たちは何ができるのか、何をしなければならないのか、みんなで考え合いました。
コーディネーター
●山上 和美さん(フリーアナウンサー)
シンポジスト
●橋爪 吉生さん(志摩ムービークルーズ会長)
●中山 久章さん(前志摩市立大王中学校校長)
●井上 昌幸さん(栃木県教育委員会生涯学習課課長補佐、国立教育政策研究所フェロー)
■■■サプライズゲスト■■■
映画の主題歌を歌うシンガーソングライターの佐々木詩菜さんが、美しい歌声を聞かせてくれました。
- 今の日本の姿かと思いますが、淋しい気持ちが沢山です。しかし、このイベントで何かしら大きな「力」をいただきました。ありがとうございました。
- 考えられた内容に主催者の熱い思いが感じられました。シンポジウムでは地域の力、学校の力を感じました。
- 詩菜さんの歌すてきでした。思わず心にしみ入るすてきなサプライズでした。司会者、パネリストの方々、参加者のそれぞれの思いがあふれるとてもよい時間でした。またこれからもぜひ続けてほしいです。
- 少子化という歴史の流れの中で、廃校をテーマに今後地域がどのように取り組んでいけばよいのか、いろいろなことを考えさせられる講座でした。
- すてきなサプライズがあり、美しい歌声にうっとりしました。心に響く天使の歌声でした。ありがとうございました。教職を離れて10年久し振りに一つのことを真剣に考える時間をいただきました。