講座ボランティア企画 郷土を歩こう!
【名松線に乗って北畠神社を訪ねて~宮尾登美子「伽羅の香」の舞台へ~】事業報告
今回の「シリーズ郷土を歩こう!」は春に全面開通した名松線で終着駅の伊勢奥津駅まで乗車し、北畠神社をはじめ、作家 宮尾登美子さんの作品「伽羅の香」舞台の地である秋深まる美杉を訪ねてきました。
澄み渡る秋空の中、松阪駅から名松線に乗車して、紅葉で色づく車窓を楽しみながら終着駅へ向かいました。到着後、バスで移動し北畠神社の素晴らしい庭園の紅葉を眺めながら、皆さんでお弁当をいただきました。その後、八幡地域住民センターへ戻り「名松線を元気にする会」による名松線トークがあり、名松線の歴史を知ることができました。
その後の文学講座では、宮尾登美子さんの作品「伽羅の香」について、作品の舞台となったこの地との関連を紐解きながら学んでいきました。宮尾登美子さんは、エッセイで紹介するほど美杉のお茶を愛飲されており、最後はそのエッセイを皆さんで群読しならが、実際に美杉のお茶を味わい、深まる美杉の秋を充分に満喫した講座になりました。



- 松阪まで移動するのは大変だなあ・・・と思いながら来たのですが、北畠神社の紅葉を見たら吹っ飛びました。めっちゃ素敵で、来られて良かった。なかなか自力では来られないところなので、このような企画をとても貴重だと思いました。「伽羅の香」も是非読んでみたいです。今後もこのようなことをとても楽しみにしています。
- 盛りだくさんな内容で、参加させて頂いて良かったです。松阪に住んで40年近くなりますが、初めての名松線も素晴らしかったです。次回は家族や友人と一緒に来たいと思います。
- 晩秋の季節に、念願の名松線に乗車でき、神社の庭園の美しさ、素晴らしさを脳内カメラにおさめ、作家の名作で、美杉の山々と人の切り離せぬ、この地に来られて感じることも多かったです。