学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「太鼓ワークショップ」
まず19日は通常の太鼓ワークショップを行って心と身体をほぐしました。その後、子どもたちがこれまで演奏し続けてきている曲『楽』の練習をして、本番に向けてのリハーサルを行いました。
子どもたちのサプライズの歌から始まり、太鼓のつくり方についての研究発表。そして子どもたちから講師へ、これまでの5年間の思い出を発表しました。これには講師も少しうるっときた様子でした。さらに、子どもたちからのたっての希望で実現した、講師の太鼓と子どもたちの合唱のコラボレーションを披露しました。子どもたちの歌声に、講師の的確なリズムが重なり合い、保護者の皆さんも驚いている様子でした。
そして、これまでにずっと練習してきた『楽』の発表です。屈んだ姿勢の子どもたちが真ん中から立ち上がり演奏がスタート。これまでの練習で積み重ねてきたものをすべてこめて太鼓を叩きます。最後にはかけ声とともにポーズもばっちりと決め、保護者のみなさんからはあたたかい拍手が送られました。
最後は子どもたちに向けて、講師から『大河』という曲をプレゼント。プロの演奏の迫力に子どもたちも保護者の皆さんも圧倒されている様子でした。
楽しいアイデアのたくさん詰まった発表会をやりきった子どもたちは今後この経験を活かして地域のイベントにも取り組んでいくそうです。
☆10月19日のプログラム
- 準備運動
- 太鼓ワークショップ(構え方の練習・リズム練習等)
- 『楽』の練習・リハーサル
- 講師への質問タイム
☆10月21日のプログラム
- サプライズの歌
- 太鼓についての研究発表
- 講師と過ごした5年間の思い出の発表
- 講師の和太鼓と合唱『千本桜』のコラボ
- 『楽』の演奏
- 講師から太鼓・撥の紹介
- 講師から演奏のプレゼント『大河』
- 特にうれしかったのが、ぼくたちの中で「楽」という曲が完成して、さらにそれを自分たちで覚え、演奏できたことです。太鼓演奏としては短い曲ですけど、やっぱり自分たちで打つととても楽しいし、カッコいいし、最高です。
- 5年間の本当にいい思い出ができました。来年から中学生だけどまた来てほしいです。わたしは服部さんとの出会いがきっかけで、太鼓が大好きになりました。
- 2年生の初めてやった時はたたきかたも分からなかったし、たたくしせいも分からなかった。でも楽しく、ときにはきびしく教えてくれたので6年生まで楽しくたたけました。
- たいこの授業も思い出にのこったけど、何よりも服部さんとクラスのみんなと楽しくできたことが一番の思い出です。
- 自分の作ったものや、勉強したことを聞いてもらうことを楽しみにして準備をしていました。5年間の思い出を出し合った授業の子どもたちの楽しそうな表情を見てもらいたかったです。太鼓が大好きな子たちがいて、パフォーマンスが楽しかったです。(先生)