学校向け文化体験プログラム 科学で遊ぼう!
サイエンス講座「骨ホネ講座」
桑名市立城東小学校4年生のみなさんに「骨ホネ講座」を届けてきました。理科室に入ってきた子どもたちは、机の上に並べられたワニや、シカ、アカウミガメ、ブタ、ニホンザルなどたくさんの動物のホネにとても驚いています。今回の授業では、本物の動物のホネを観察しながらホネの役割やつくりについて学びます。
ホネのルーツから始まり、動物の歯や足あと、ヒトの骨格の特徴や動き方などについて、子どもたちに問いかけながら学んでいきました。「血液は骨でつくられる」とか「赤ちゃんの骨は大人の骨より数が多い」など初めて聞くお話の連続で、子どもたちからは驚きの声が上がっていました。本物の動物のホネにもふれ、形の特徴やそれがどんな働きをしているのかなどについてみんなで考えていきました。
最後は子どもたちが自分の好きなホネを選んでスケッチをしました。今日の授業の事を思い出しながら、ホネの特徴をよく見て分かったことも書き込んでいきます。子どもたちは講師に「このでっぱりはどんな働きがあるの?」とか「ワニの骨はなぜでこぼこなの?」などと疑問に思ったことをたくさん質問しながらスケッチを完成させました。ホネのふしぎな魅力を感じた子どもたちは、授業が終わった後もいろいろなホネに興味津々な様子でした。
☆プログラム内容
- ホネのルーツ、役割について解説
- 本物の動物の骨を観察しながら特徴を知る
- 骨格標本を使ってヒトの骨の名称や働きを知る
- 動物の肢に着目して、ホネの働きや足あとの特徴を学ぶ
- ニホンザルの全身骨格を観察
- ホネのスケッチ
文化体験パートナーシップ活動推進事業

- さるやわに、さめ、すっぽん、しか、いろいろな動物のほねのことを知って動物にも人間みたいにほねがあるから、とんだり走ったりできるからほねの力はすごいなとおもいました。
- ワニの骨がとても重たかったです。中にはとてもきちょうなものもあったので「すごいなあ~」と思いました。
- この勉強で少しほねに興味がでてきたので、またいろんなほねのことを知りたいです!
- 講師の先生の話にどんどん引っぱられるように集中してやれていました。めずらしいホネや、ホネのふしぎに引きこまれているようでした。(先生)