学校向け文化体験プログラム
アートな世界へようこそ!「絵を描こう!」

開催日
2016年9月21日(水曜日)
開催時間
10時35分から12時10分まで
開催場所
志摩市立船越小学校
講師
画家 長船 侍夢さん
参加児童数
4年生から6年生 14名
授業の様子
志摩市立船越小学校のみなさんに絵の授業を届けてきました。
この学校は今年度で閉校となるため、今後も残せるような作品を子ども達みんなでつくりたいという希望から、今回の授業を行うことになりました。
今日のキャンバスは4枚に分けたベニヤ板。筆は使わずに体を使って描いていきます。子どもたちは4グループに分かれ、まずはベニヤ板に足で緑色を付けていきます。絵の具に足で触れる感触に子どもたちは驚いているようでした。
授業の様子
ベニヤ板の木目が見えなくなるまで緑色を塗ったら、その上から赤・黄・青・白の絵の具を指で飛ばしたり、新聞紙を丸めたものでスタンプしたりしてさらに色を重ねていきます。色のバランスをどうするかグループで話し合っている姿も見られました。
授業の様子
最後は一人ひとりが手形を押し、出来上がった4枚のベニヤ板を組み合わせて一つの作品にしました。授業の後、子どもたちは「手や足で描くのは最初は戸惑ったけど面白かった」「こんな絵の描き方があるのは知らなかった」等と感想を述べていました。体をめいっぱい使って、絵の描き方は自由だということを知った子どもたちでした。
授業の様子
授業の様子

☆プログラム内容

  1. 描き方の説明
  2. 4グループに分かれ、ベニヤ板に足で色を付ける
  3. 指や新聞紙を丸めたものを使ってさらに色を重ねる
  4. 手形を押し、4枚のベニヤ板を組み合わせて完成

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • ふでで書くより、足や手でやった方がだいなみっくに書けた。(6年生)
  • 絵の具をさわった時つめたくてみずとちがうかんしょくでおもしろかったです。ちょっとよごれてしまったけどめっちゃ楽しかったです。(5年生)
  • 手でつぼみを作った時、こんな感じでかく人もいるんだと思いました。絵はすごく上手にできたと思います。(4年生)
  • 子どもたちにとっては、手も足も絵を描く道具として使えるという視点や発想がこれまではなかったと思います。今回体験させていただいたことが刺激になったと思います。(先生)
  • 感触が不思議そうにしていた。色のバランスなど、友達と話していて良かった。(先生)