学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
2016年9月15日(木曜日)
開催時間
13時45分から15時20分まで
開催場所
明和町立大淀小学校
講師
三重県能楽連盟 森浩一さん ほか
参加児童数
6年生25名

明和町立大淀小学校6年生の皆さんに、狂言の授業を届けてきました。はじめに狂言の舞台や鑑賞の仕方などについてお話を聞きました。講師が演じる動物の鳴き声を聞いて笑い、次は子どもたちが狂言の「笑い」の所作を教わって演技に挑戦します。講師の大きく長い笑い声に驚きつつ、先生と子どもたちも負けじと大笑いをしました。
そして「柿山伏」の鑑賞です。触れられるほど近くで見る演技に、子どもたちの目は釘づけになっていました。大きな声に驚いたり、滑稽な姿に笑ったり、狂言の世界を楽しんでいました。

後半は、講師の森さんの家に代々伝わる面や扇子を手に取って見せてもらい、実際に面をつけて歩いてみました。「足もとが見えやん!」など言いながら教室の中を歩いていました。
最後に全員で『盃』の「謡」と「小舞」を体験しました。まずは謡を講師のお手本にしたがって練習し、その謡にのせて扇子を手に舞をしました。どちらも初めての体験ですが、子どもたちは講師の動きをしっかり見つめ真剣な表情で取り組み、優雅な舞を見せてくれました。

☆プログラム内容

  1. 狂言のお話(舞台について、鑑賞の仕方)
  2. 狂言の「笑い」の体験
  3. 「柿山伏」の鑑賞
  4. 面・扇子の見学、面をつけて歩いてみる
  5. 謡と小舞の体験

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 笑う時の声が一息ってすごいと思いました。
  • 声や表現などがすごくすてきで、特にかきを食べる所がすごくリアルで分かりやすかった。初めはおもしろくないと思ったけどだんだん笑えてきました。
  • 狂言の時とふつうにしゃべっているときのこえが全くちがったのですごいと思いました。
  • あのせんすで、舞をするのが楽しかったです。
  • 実際の狂言を見ておもしろさを体感することができ、とてもよかったです。楽しんで夢中になっていました。(先生)