10月名作映画会「風の中の牝雞」事業報告
三重県視聴覚ライブラリーが所蔵する映像教材の中から、テレビや映画館で上映の機会が少なくなった往年の「名作」を上映し、作品の持つメッセージや芸術性を味わっていただく「名作映画会」を、上映ボランティアと実施しました。
「風の中の牝雞」
監督:小津 安二郎
出演:田中 絹代 、 佐野 周二 他
(1948年・日本・モノクロ 1時間23分)
終戦後、幼い子どもを抱え、夫の復員を待つ時子は、生活のためにある過ちを犯します。そんな時、夫の修一が帰ってきます。再会の喜びも束の間で、時子の過ちを修一は知ることになります。すれ違う夫婦の苦悩と和解を描いた作品です。
視聴覚ライブラリーのご紹介
「名作映画会」上映作品は、県内の団体、グループの方を対象に無料貸出しサービスを行っています。詳しくは三重県視聴覚ライブラリーまでお問合せください。
三重県視聴覚ライブラリーホームページ
- 尊い清らかな夫婦の原点がにじみ出て、清々しい気がしました。
- 小津安二郎映画としては異色作品と思いました。