学校向け文化体験プログラム 科学で遊ぼう!
サイエンス講座「CDコマ 光の万華鏡 からくり人形」

開催日
2016年9月14日(水曜日)
開催時間
9時45分から11時25分まで
開催場所
桑名市立伊曽島小学校悠分校
講師
科学サークル大黒屋 伊藤仁さん
参加児童数
3年生から6年生11名

桑名市立伊曽島小学校悠分校の皆さんにサイエンスの授業を届けてきました。
前半の実験はCDコマです。CDに自分たちで模様をつけ、ビー玉とペットボトルの蓋をくっつけてコマを作りました。このコマは1分以上も回り、子どもたちは「倒れないで!」と熱心にコマを見つめていました。講師から「回転しているものは倒れにくい=ジャイロ効果」というお話があり、自転車の車輪を使ってジャイロ効果の実験をしました。子どもたちは実際に手から伝わるその感覚に驚いた表情を浮かべていました。さらにコマの端に重りをつけて回すと、最初に回したときより約30秒も長く回りました。この実験で「慣性モーメント」について学習することができました。

後半は回折格子シートを使って光の万華鏡を作りました。筒の片面に「のぞき穴」、もう片面に「光の取り入れ口」を作り、完成した万華鏡で蛍光灯を見ると、穴から入ってくる光がキラキラと輝いて見え、子どもたちからは「わ~」「きれい」と声があがっていました。
最後に講師お手製のからくり人形を観察して、どんな仕組みで動いているのかを考えました。意見が飛び交う中、「重力」が鍵であることに気づきました。また人形の中に入っている重りの玉は3つですが、「数を減らすとどうなるの?」と質問があがりました。試してみると1つでも2つでもうまく動かず、このからくり人形には重り3つが最適だと納得した様子でした。3つの玉を入れて見事着地したからくり人形には、子どもたちから拍手が送られました。

☆プログラム内容

  1. CDコマ(独楽)
  2. ハッピー万華鏡
  3. 「からくり人形」

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 自転車のタイヤがまわっている時に左右にうごいてももどろうとしてびっくりしました。
  • かがくがすごいということをわかりました。
  • コマがすごくまわってびっくりしました。にじいろまんげきょうがきれいでした。
  • 作ったり見たりするのが楽しかった。
  • 授業が終わってからも子ども達はずっとCDごまをしています。子ども達にとってとても楽しい体験だったと思います。(先生)