学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「ピアノのふしぎ!?」
三重県立稲葉特別支援学校小学部のみなさんにピアノの授業を届けてきました。
まずはショパン『子犬のワルツ』の演奏から。ピアニストの演奏する音の迫力を堪能しました。
続いてピアノの演奏からどんな動物をイメージするかのクイズです。子どもたちは演奏を聴いて、これだと思う動物の写真が置いてあるところへ集まります。正解すると子どもたちは大喜びでした。
そして、講師の演奏するピアノの裏側の板に触れて振動を感じます。実際に手に音のふるえを感じた子どもたちは近くの先生たちに「ゆれてた!」と伝えていました。
さらに音楽にあわせて、走ったり、寝転がったり、学校祭で聞いたという新沢としひこ『にじ』をみんなで歌ったり…
歌が苦手な子はスカーフを振って自分なりの歌を表現しました。
最後は講師からプレゼントの1曲。寝そべって聴く子、ピアノに近寄って講師の演奏する姿を間近で見る子など、子どもたちの楽しみ方は様々。体をいっぱい使って音楽の楽しさを感じた授業となりました。
☆プログラムの内容
- あいさつ ショパン『子犬のワルツ』
- 絵合わせクイズ サン=サーンス『動物の謝肉祭』
- ピアノに触れてみよう エルガー『威風堂々』
- 体を動かそう 即興演奏
- 季節を感じて歌おう 新沢としひこ『にじ』
- 1曲プレゼント
- とてもうれしそうだった。ひらひら動く指をよくみていた。(先生)
- いろいろな形式があったおかげで興味を示すところが見られてよかったです。(先生)
- ピアノの振動に興味を示していた。足の裏で感じさせたら…心地よさそうに何か考えているような表情であった。(先生)
- 最初は何だろうと緊張していたところもあったが、あちこち移動してリラックスできたようですっかりリラックス。さいごは「えへへ」になってました。(先生)