学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
2016年9月15日(木曜日)
開催時間
10時25分から12時00分まで
開催場所
志摩市立浜島小学校
講師
三重県三曲協会 小山 雅楽汀さん ほか
参加児童
5年生18名

志摩市立浜島小学校5年生の皆さんにお箏の授業を届けてきました。

まず、お箏を弾くために、自分右手の親指のサイズに合わせた爪を選んではめ、1面の箏に2人ずつ座りました。箏の歴史や構造はもちろん、龍の形がモデルになっていること、京都みやげの定番「八つ橋」のパッケージにも箏が描かれていることなども習いました。

次は実際にさわってみます。座り方や音の出し方を教わり、「ぽろろん」と弾いてみました。今度は楽譜を見ながら『さくら』の練習です。交代で練習しながら、講師は子どもひとりひとりに目を配りながら、爪の角度や左手の押さえ方など細やかに指導します。

だんだん慣れてきたところで、次は『かえるの合唱』の練習です。この曲では、同じ糸でも左手で押さえながら弾くと音が変わることがわかりました。「♫かえるのうたがー♪(ジャン)」の(ジャン)の音を出すのが心地よくて、みんな何度もジャンジャン弾いていました。そして最後は、なんと講師のお2人から箏による『花は咲く』のサプライズです。子どもたちも箏の音色に合わせて合唱し、講師と子どもたちがプレゼント交換をしたような形になりました。

☆プログラム

  1. 爪合わせ→箏についての解説
  2. 演奏体験『さくら』→合奏
  3. 演奏体験『かえるの合唱』→合奏
  4. 講師の箏の伴奏による子どもたちの合唱『花は咲く』

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • すごく「和」な感じがしました。
  • お箏はドレミ…ではなく、一、二、三、四…ということをはじめて知りました。
  • お箏は龍の体がモデルになっているときいてびっくりしました。
  • 柱というのを少しでもずらすと音もずれるので細かくしなきゃいけないんだなと思いました。
  • 子ども達一人ひとりに自信を持たせて頂けるような声かけをしてもらったことで緊張が和らぎ、楽しく取り組めたようでした。(先生)