学校向け文化体験プログラム 科学で遊ぼう!
サイエンス講座「ハッピーメガネで幸せになろう!」

津市立北立誠小学校4年生の皆さんにサイエンスの授業を届けてきました。
はじめに、虹はどんな時にどんな場所で見えるかということをみんなで考え、過去の体験から子どもたちが意見を発表しました。空に見える虹は半円ですが、本当はどんな色でどんな形なのかを知るため、体育館の中に虹を作って観察しました。その結果、虹の一番外側の色は赤で、虹は真ん丸であることがわかりました。さらに、普段見る虹が半円に見える理由を、講師が仕掛けを施した傘を使って観察し、子どもたちは「なるほど」と納得していました。

後半は、「ハッピーメガネ」を作り、メガネをかけると光の実験の始まりです。マッチの火が灯ると、会場から歓声があがりました。メガネを通してみる光は虹色に輝いて見えるのです。ロウソクや電飾の光など、様々な光をメガネで見て、幻想的な世界を楽しみました。電気の光と太陽の光の違いや、2色の光を見てどちらが「虫が好む色」だと思うかなど、色んな光について観察し、考えを発表しました。楽しみながら、普段何気なく見ている光について、深く考える時間となりました。
☆プログラム内容
- 虹の実験
- ハッピーメガネを作る
- 光の実験


- にじについてのお話を、かさであわらしているのがとても分かりやすかったです。
- にじは丸だと初めて知ったし、にじは太陽があがってくるとぎゃくにしずむということも知った。
- 知らなかったことは新しく知れて、知っていたことはもっとよく知れました。
- ハッピーメガネではんしゃした光は、うしろの方にいくと光がついてきて前の方にいくと光がにげるのでおにごっこみたいでおもしろかったです。
- にじはどこまで追いかけても追いつけないことが分かりました。
- 地球にはいろんな光があるのに、人間の目はその一部しか見えないなんてびっくりしました。
- 光を見たときの子どもたちのびっくりする声がたくさんきこえました。(先生)