「海外の医療に学ぶ〜開発途上国を中心に〜」の事業報告
今回のまなびぃすとセミナーは、三重県ユニセフ協会と共催し三重県ユニセフ協会会長で三重大学学長でもあられる駒田 美弘さんを講師にお迎えし、海外での医療貢献や医療教育をテーマにお話いただきました。
講師は過去にアフリカ等の開発途上国で小児科分野での医療教育に携わっていたそうで、各国の医療実態について話されました。また、講師が学長を務める三重大学の医学部では、国際貢献する医療人を養成するため、アジア、アフリカ等で国際臨床教育を実施し、他県に比べ数多くの学生が海外で活躍しているとのことです。
また、帰国した学生達は、技術面だけでなく視野が広がり忍耐力も向上し、専門領域の研修だけではない幅の広い小児科医育成の研修ができるそうで、海外実習の大切さを訴えられました。そして、それがいずれは地域社会や文化を理解し、地域医療に貢献することに繋がっていくとお話を締めくくられました。
- 開発途上国への現地実習の現状を知ることができました。医学に関わらず、英語力・コミュニケーション力が重要であることを再度認識しました。
- 固い話ではなく、ユーモアをまじえての講義が良かったと思います。三重大学のグローバル化に期待します。本日はありがとうございました。いろいろと勉強になりました。
- 三重大学の医学生の海外派遣を教えていただき、ますます笑顔でがんばって欲しいと思いました。